水と生きる SUNTORY

  • 工場行こうファクトリップ
  • 品質への取り組み
  • ドリンクスマイル
  • サントリー食品オンラインストア 新しいウィンドウで開く
  • SUNTORY WELLNESS 自分に合うサプリメントを探してみよう! 新しいウィンドウで開く
  • サントリー公式WEBマガジン「サントリーポスト」
  • 大阪・関西万博2025 サントリー万博特設サイト

コレクションデータベース

鼈甲台蝶蜻蛉団扇菊唐草蒔絵櫛

べっこうだい ちょう とんぼ うちわ きくからくさ まきえ くし

数量・員数
1枚
寸法(単位cm)
縦4.5 横9.0 厚0.79
制作年代
明治時代   19~20世紀

 平安時代半ば以降に和様化が進んだ蝶文様は、はかなげな印象や、吉祥性によってさまざまな生活の道具にあしあらわれてきた。和歌などと関連することもあれば、単にその造形に魅了されることもあったと思われる。簪や櫛、笄、紅板など女性たちが身に着けるものにも、その様相が見て取れる。例えばNo.28・No.29は、蝶がひらひらと舞う様を活かした簪であある、びらびら簪は、女性の動きにつれて下げ飾りが揺れて、微かな音がする趣が好まれ、若い女性のあいだで天明(1781~89)頃から流行し、文化・文政(1804~30)頃には江戸・京・大阪の三都で流行したという。特にNo.28は鶯、蝶と初春を喜ぶモチーフが取り合わされている。上部に梅と鶯を配し、そのいたを蝶の金具がひらひらと揺れる趣向になっている。(『虫めづる日本の人々』、サントリー美術館、2023年)

作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます

絞り込み条件を追加
作者

下記ボタンをクリックしてリストから作者を選択できます(複数選択可)

作者を選択する

ジャンル

ジャンルで絞り込みができます

制作年代

時代または世紀のいずれかで絞り込みができます