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コレクションデータベース

桜鳥筏彫漆櫛・笄

さくらとりいかだちょうしつくし・こうがい

数量・員数
一組(二点)
寸法(単位cm)
(櫛)縦3.5 横8.7 厚0.71 (笄)長15.7 幅1.3 厚0.85
制作年代
江戸時代   19世紀

彫漆は、厚く塗り重ねた漆を彫刻して文様を表す技法。この櫛・笄では、朱や黄、緑、黒の漆を塗り重ね、文様に合わせ色漆を彫り出している。青海波の水面に都鳥の乗る筏と桜の折枝が流れる。『伊勢物語』「東下り」と能の「隅田川」にちなむ文様であろう。(『水と生きる』サントリー美術館、2007年)

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