あずまくだり ふじ まきえ ぐし
丸形で棟が広く厚みがあり、歯は非常に小さく、装飾性に富む櫛である。裏には裾野に雲海の広がる雄大な富士山を、表にはその富士山の麓を馬に乗って通過する業平と従者たちの姿を、総体金地に金銀蒔絵と黒漆で量感豊かに表わす。『伊勢物語』第九段「東下り」、富士の山の一節にちなむ意匠である。(『歌枕 あなたの知らない心の風景』、サントリー美術館、2022年)
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