水と生きる SUNTORY

  • 工場行こうファクトリップ
  • 品質への取り組み
  • ドリンクスマイル
  • サントリー食品オンラインストア 新しいウィンドウで開く
  • SUNTORY WELLNESS 自分に合うサプリメントを探してみよう! 新しいウィンドウで開く
  • サントリー公式WEBマガジン「サントリーポスト」
  • 大阪・関西万博2025 サントリー万博特設サイト

コレクションデータベース

鞠・鞠挟

まり まりばさみ

数量・員数
一組(鞠一個、鞠挟一基)
形状・材質技法
(鞠)鹿革製・胡粉彩 (鞠挟)木製・黒漆地・金銀蒔絵・銀製金具
寸法(単位cm)
(鞠)径17.5 (鞠挟)幅30.0 奥行12.0 高32.0
制作年代
江戸時代   18~19世紀

 蹴鞠は、革沓を履き鞠を一定の高さまで蹴り上げ続けたり、落とさないように受け続ける遊びで、平安後期以降盛んになり、貴族の文化として継承された。鞠は中空で鹿皮を縫い合わせて作られる。鞠挟の架台は黒漆塗で金蒔絵の水巴と上り藤の紋を散らす。鞠を挟む円形の枠には金地に金銀の蒔絵で菊唐草を描く。金具は銀製である。天正19年(1591)6月6日の秋田の西馬音内茂道から兼続に宛てた書状に、「其元にて御鞠細々御興行之由、想像申す計りに候」(『上越市史 別編二 上杉家文書集二』ぎょうせい、2004年、656頁)とあり兼続が蹴鞠に熱中していたことが知られる。他の武将では、和歌や連歌の他、料理まで嗜んだ当代一流の文化人、細川幽斎(1543-1610)は蹴鞠にも秀で、毛利輝元の初めての上洛の時には、公家衆に混じって蹴鞠を披露している。金森宗和の祖父金森長近(1524-1608)も蹴鞠を好んだという。蹴鞠は伝統的な教養の一種であり、兼続の幅広い教養の一端がうかがえる。(『NHK大河ドラマ特別展 天地人―直江兼続とその時代―』サントリー美術館ほか、2009年)

作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます

絞り込み条件を追加
作者

下記ボタンをクリックしてリストから作者を選択できます(複数選択可)

作者を選択する

ジャンル

ジャンルで絞り込みができます

制作年代

時代または世紀のいずれかで絞り込みができます