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コレクションデータベース

花丸文銀象嵌鉄製手燭

はなまるもん ぎんぞうがん てっせい てしょく

数量・員数
一対(二基)
寸法(単位cm)
(1)幅13.3 奥行26.8 高15.0 (2)幅13.7 奥行27.0 高14.4
制作年代
江戸時代   18~19世紀

 手燭は、蝋燭を立て手に持つ燭台。暗闇でお客様を案内するのに用いられる。円形の蝋受に蝋燭を立てる錐をたて、底板の底面に両側に伸びる脚と、後方に脚を兼ねて伸びる長柄をつける。鉄製で、蝋受上面には、一方には水仙・桜・藤・百合・菊合を、他方には梅・杜若・蓮・菊・楓といった四季の花々をあしらった精緻な丸文を、脚と長柄の表には市松文様を銀象嵌で表している。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)

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