てつ さくら しばがきもん ちょうし
銚子は本来、水や酒を温める器。鉄製で、火に掛けて酒を温める本来の用に足る器で、燗鍋とも呼ぶ。身の外面には柴垣に桜の文様が陽鋳され、把手は竹の枝にかたどられ、桜の花見や雛祭の酒器としてふさわしい。底には雲頭形の三つ足がつく。銹肌の落ち着いた雰囲気が、桜や雛人形の華やかさを引き立てたであろう。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)
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