てつ きくすい よほう かんなべ
酒を火に掛けて温める器を燗鍋と呼ぶ。名称としては室町時代に現れるが、奈良・平安時代の銚子(「さしなべ」と読まれた)の形を伝えていると思われる。火に掛けられるよう鉄製で、身の側面に菊水文を陽鋳し、底には三足が付く。把手が二股になって注口の上に取り付くのも、おそらく古代からの形を継承する。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
CLOSE
閉じる
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月
COPYRIGHT © SUNTORY FOUNDATION FOR THE ARTS.
ALL RIGHTS RESERVED.