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コレクションデータベース

桐鳳凰模様筒描蒲団地

きり ほうおう もよう つつがき ふとんじ

数量・員数
一枚
形状・材質技法
木綿・筒描・藍染・色挿
寸法(単位cm)
縦222.0 横155.5
制作年代
明治~昭和時代   20世紀前半

 鳳凰は黄金の翼と孔雀の尾を持つといわれる空想上の瑞鳥で吉祥文様として喜ばれる。鳳が雄、凰が雌で本来は一対で鳳凰として表される。筒描蒲団地には雄の鳳のみの図様が多いが、雌雄一緒あるいは組蒲団として雌雄を別々に表すものも見られる。また、鳳凰は桐の木に棲み、竹の実を食すといわれていることから、桐や竹と表されることが多い。伝統的な桐竹鳳凰文と趣きの異なる、大胆な図様と色彩が筒描の魅力ともいえる。(『日本を祝う』サントリー美術館、2007年)

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