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コレクションデータベース

色絵桜楓文透鉢

いろえ おうふうもん すかしばち

作者
仁阿弥道八
制作地・様式
京都
数量・員数
一口
形状・材質技法
陶器・色絵・透彫
寸法(単位cm)
口径39.0 高台径16.6 高16.7
制作年代
江戸時代   19世紀

口縁に不規則な凹凸を付けた厚手の大鉢。見込と側面に満開の桜と紅葉を相対して配し、口縁近くには不定形な透かしを施して、桜と紅葉に立体感を与えている。高台の一部に窯割れが見える。器体は色絵を施した上に、裾と高台を残して透明釉を掛け、高台内に大きく「道八」銘を刻む。露胎部は赤い素地を見せる。「雲錦手」は桜を雲に、楓を錦に見立てての名称で、江戸時代後期の京焼の名工、仁阿弥道八が最も得意とした意匠である。(『サントリー美術館プレミアム・セレクション 新たなる美を求めて』サントリー美術館、2018年)

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