かいゆう へいへい
愛知県猿投(さなげ)山の西南方に広く分布する猿投窯は、古墳時代の須恵器の生産に始まり、8世紀には高火度焼成を可能として自然釉の灰釉陶器を生産し、9世紀前半には人工的に灰釉を施した灰釉陶器の生産に至る。本品は、肩上に片寄せてやや開き気味の注口を付け、背後に把手を渡し、甲盛りの上面と把手の背だけに灰釉を施している。高台を低く削り出し、底には1条の深い刻線を巡らす。注口に蓋が付属する。平瓶(へいへい)は、6世紀末から須恵器で作られ、11世紀まで作り続けられた器で、小さいものは水滴、本品のような大型のものは酒注として用いられたものと考えられる。千葉県香取郡出土と伝える。(『日本のやきもの千二百年 奈良三彩から伊万里・鍋島・仁清・乾山』サントリー美術館、2001年)
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