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鼠志野草文皿

ねずみしの くさもん さら

制作地・様式
美濃・美濃窯(久尻隠居山表窯〈岐阜県土岐市〉との推定あり)/志野焼・鼠志野
数量・員数
一枚
形状・材質技法
陶器・鉄釉・掻き落し
寸法(単位cm)
口幅23.0 口奥行19.8 底幅13.5 底奥行11.0 高4.9
制作年代
桃山時代   16~17世紀

 額皿は近代以降の名称で、飾皿ではなく食器である。鼠志野は、暗色の釉薬を全体に掛け、それを掻き落とすように文様を描き、全体に白い釉薬を掛けて焼く技法で、鼠色の地に白く文様が浮き上がる。描かれるのは、穂状の花や対生の葉から禊萩と思われる。禊萩は先祖を迎えもてなす盆に供える代表的な初秋の花。その名は身を清める「みそぎ」に由来し、水を懸けて精霊棚を清めるためにも用いられる。ゆったりとなびく様子に、残暑の中に吹き始めた秋風が感じられ、食膳に涼感を届けたことだろう。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)

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