そめつけ かきもん おおざら
見込中央に円窓を設け、周縁に花弁を象った窓を連ねる構図は、中国明末(17世紀前半)の景徳鎮窯の意匠を写したもので、日本では芙蓉の大輪に見立て芙蓉手と呼ぶ。西欧への輸出用に製作されたものである。縁は幅広の鍔状で、やや薄手の成形とし、やや小振りな高台を削り出す。見込中央に花瓶に生けた牡丹を描き、周縁には八方に窓を開けて花卉文と宝文のような文様を交互に描く。(『日本のやきもの千二百年 奈良三彩から伊万里・鍋島・仁清・乾山』サントリー美術館、2001年)
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