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松竹朝顔蒔絵茶籠

まつ たけ あさがお まきえ ちゃかご

数量・員数
一合
寸法(単位cm)
幅17.5 奥行23.5 高14.5
制作年代
江戸時代   19世紀

 茶籠は茶碗や茶入など茶道具一式を納め、持ち運びできるようにした籠。竹製の被蓋造で両側面に紐金具を打って紫の平紐を掛ける。表面は赤紫に塗り、蓋表に若竹と若松を、蓋と身の側面に花の咲く朝顔を金平蒔絵で描く。竹の編地に描かれた朝顔は、檜垣にからむように見える。内部には懸子が備わり、見込には流水に蓮唐草を平蒔絵で描く。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)

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