うんりゅう ついこく こうごう
中国から輸入されたいわゆる唐物で、室町時代以来の書院飾では重く用いられた。黒漆を塗り重ねた厚い漆の層に文様を彫刻する堆黒の技法で、飛沫を上げる波の上で、雲を伴って宝珠を追う龍の姿を表す。朱漆と黄漆も交えた漆層が彫刻面に覗き、重厚な味わいを出す。特に宝珠には同心円の縞が現れている。(『おもてなしの美 宴のしつらい』サントリー美術館、2010年)
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