まつ つる まきえ こうごう
角丸、正方形、合口造の香合である。かたちから、もとは白粉箱であったと考えられる。当初、香炉とともに茶の湯の道具に取り入れられた香合は、炭点前の成立とともに香炉から遠ざかっていく。また、香合の大きさは、炭点前にあっては、「一寸五分から二寸」ほどの大きさが適すると考えられるようになった。本作は、まさに二寸(約六センチメートル)ほどであり、小型化した香合の姿をうかがうことができる。(『神の宝の玉手箱』サントリー美術館、2017年)
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