このはがたとれー あいりす
ガレが家具制作に着手したのは、木彫りのために高級材木店を訪れたのがきっかけだという。1885年、ナンシーに家具工房を開いたガレは、1889年のパリ万博の家具部門で早くも銀メダルを受けるほど、短期間で高度なレベルに達している。ガレの家具には徹底して自然からのモティーフが採用されており、さまざまに異なる木材による寄木細工が大きな特色のひとつとなっている。この木の葉を象ったトレーには、アイリスの花が二輪と、「Gallé」の文字が象嵌されている。地の葉脈は彫り描かれ、緩やかにめくれた葉の様子もまた優雅に表現されている。(『オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ』サントリー美術館、2016年)
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