すーぷいれ あじさい
籠に紫色の紫陽花の枝が添えられた形を象ったスープ入れ。パステル風の色調が愛らしい。紫陽花をモチーフとした鉢が松江北堀美術館に所蔵されているが、それは1891年にロベール・ド・モンテスキューが着想し、ガレが制作した家具「紫陽花の整理箪笥」からヒントを得て作られたという。このスープ入れも同時期に考案された可能性があろう。蓋の摘み、容器についた四つの脚は紫陽花の枝がモチーフとなっており、ガラスと同様に、装飾と形態の一体化が見られる。(『没後100年記念「エミール・ガレ」展』、サントリー美術館、2004年)
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