うえこみばち はと
鳩が翼を合わせた形が植込鉢を成している。1867年にルーヴル美術館のエジプト展示室が再開されたことや、1867年、1878年のパリ万博でエジプトが大規模なプレゼンテーションを行なったことなどから、この国に対する関心が高まったと考えられている。ガレの作品にエジプト風の造形が見られるのは、1880年代に入ってから1889年のパリ万博あたりまでの期間となろう。鳩の顔はエジプト風に描かれているが、胴部の文様は流水文、橋立文、菊文、笹竹文など、日本美術の意匠にも影響を受けており、異国趣味の混在が認められる。(『オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ』サントリー美術館、2016年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月