ごぶれっと じゃっく・かろ の じんぶつが
ジャック・カロ(Jacques Callot, 1592-1635)の銅版画シリーズ〈小さな道化たち〉から、マスクを被った左利きの辻ヴァイオリン弾きをモティーフとしている。台座に彫られた「Pasquariello Truonno. Meo Squaquara」は、カロの別の銅版画シリーズ〈スファッサーニアの踊り〉(ナポリの大衆舞踏の名、1620-1622年出版)からの書込である。ガレがガラスと陶器のモティーフとして、カロの銅版画を多用していることからも、彼への敬意の深さと、故郷ナンシーへの思いの強さが感じ取れる。装飾は、初期に多用したエナメル彩と金彩、エングレーヴィングで纏め上げている。(『オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ』サントリー美術館、2016年)
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