かき まきがい
ガレはこの巻貝形の花器を、素地や大きさを変え、長年にわたって何点か制作した。1884年の第八回装飾美術中央連盟展の際、無色透明ガラスを素地とした巻貝形花器を出品し、ガラスとの類似性から透明な物体を発想源に形態を重要視したと述べている。また1889年パリ万博に出品した同形作品について、淡水に棲むモノアラガイに発想を得て制作したと説明している。ガレが海の生物においても変わらず、観察することを第一に考えていたことをよく表わしている。類例が、1902年にロシア皇帝に献上されたガラス作品にも加えられた。(『オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ』サントリー美術館、2016年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月