かき かに かいそう
蟹の爪を想起させる形の花器。海底の砂の上を這う蟹と、漂う海藻の様子が見て取れる。砂はガラスに金属粉を封入することで表わされ、潮の流れは金属酸化物を混ぜたり、色ガラス片を封入することで表現される。海藻はマルケトリの後、エングレーヴィングされているが、その下の一匹の蟹と共に、写実的に彫り描かれている。海の流れという微妙な風情の描写と、高度なガラス技術が凝縮した一点。(『オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ』サントリー美術館、2016年)
作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます
2024年 1月
2024年 2月
2024年 3月
2024年 4月
2024年 5月
2024年 6月
2024年 7月
2024年 8月
2024年 9月
2024年 10月
2024年 11月
2024年 12月
2025年 1月
2025年 2月
2025年 3月
2025年 4月
2025年 5月
2025年 6月
2025年 7月
2025年 8月
2025年 9月
2025年 10月
2025年 11月
2025年 12月