ひるがおがた かき が
薄紫の羽、黒と白の胴をした蛾「ムラサキシタバ」と、薄茶の羽、こげ茶の胴をもつ蛾「ホウジャク」が昼顔を吸う様を、そのまま器に仕上げた作品。1900年パリ万博出品モデルである。蛾の姿態、昼顔の花弁の筋文様など、細部まで写実的に表わされている。1899年に描かれた意匠デザイン図は、ガレがいかに自然を正確に写し取ろうとしていたかを物語っている。また仕上がった作品はそれと寸分違わないほどに精巧に作られており、ガラスを素材とした造形を意のままにできる程、高い技術力を備えていたことを伝えている。(『ガレも愛した―清朝皇帝のガラス』、サントリー美術館、2018年)
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