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コレクションデータベース

松竹蒔絵鏡箱

まつ に たけ まきえ かがみばこ

数量・員数
一合
寸法(単位cm)
径9.3 高3.4
制作年代
南北朝時代~室町時代   14~15世紀

 円形、合口造、甲盛を持つ小型の鏡箱。蓋と身の口縁部に、金属製の置口を廻らす。蓋表と側面は黒漆塗に梨子地とし、蓋表に大きく、流水・土坡・竹を金蒔絵、岩・松樹を青味がかった金蒔絵で表す。岩の意匠には、やや盛り上がるような立体感が認められる。底裏面は淡い梨子地とし、松の折枝文を一つ、竹の折枝文を二つ、金蒔絵によって表す。内部は総体黒漆塗とし、文様はない。(『神の宝の玉手箱』サントリー美術館、2017年)

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