水と生きる SUNTORY

  • 工場行こうファクトリップ
  • 品質への取り組み
  • ドリンクスマイル
  • サントリー食品オンラインストア 新しいウィンドウで開く
  • SUNTORY WELLNESS 自分に合うサプリメントを探してみよう! 新しいウィンドウで開く
  • サントリーの人と、働くリアルを伝えるメディア「SUNTORIAN VOICE」
  • 大阪・関西万博2025 サントリー万博特設サイト

コレクションデータベース

四大元素文ビーカー

しだいげんそもんびーかー

制作地・様式
ボヘミア
数量・員数
一口
寸法(単位cm)
口径11.1 高12.9
制作年代
17世紀後半

 1685年頃、ボヘミアでは、カリを含んだクリスタルガラスが開発された。光の屈折率が高い上、硬いという性質上、エングレーヴィングやカットを施すと、きらめきの図像や文様が浮かび上がる。中部ヨーロッパ地方では、宝石加工師の技術にも助けられて、寓意的、絵画的モティーフが彫り描かれたガラス器が発展した。この器には、宇宙の四大元素(地・水・火・風)の寓意が、女神像を通して描かれている。「地 Erden」は果物籠に肘を掛けて横臥する豊穣の女神、「水 Wasser」は両手で水瓶から水を放つ女神、「火 Feuer」は太陽を戴き、ゼウスの雷の矢を摑む女神、「風 Luft」は鳥を従え、髪をたなびかせる女神によって、それぞれを象徴する。こうした寓意を施した器は、その暗示的意味合いを知っている者にこそ、価値があろう。(『Drinking Glass―酒器のある情景』サントリー美術館、2013年)

作品名、作者名、制作地・様式などのキーワードで収蔵品の検索ができます

絞り込み条件を追加
作者

下記ボタンをクリックしてリストから作者を選択できます(複数選択可)

作者を選択する

ジャンル

ジャンルで絞り込みができます

制作年代

時代または世紀のいずれかで絞り込みができます