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コレクションデータベース

朱漆山水人物箔絵東道盆

しゅうるし さんすい じんぶつ はくえ とぅんだーぶん

制作地・様式
琉球漆器
数量・員数
一合
寸法(単位cm)
径49.0 高29.6
制作年代
琉球王朝第二尚氏時代   18~19世紀

 円形撫肩の盆に、裾には花刳形の持送りと鰭のある四本の猫足を付けている。印籠蓋造で一段高い甲盛を付ける。総体朱漆塗で、蓋裏と内底は黒漆塗。蓋表は箔絵、肉上げ、黒漆等で山水に松と楼閣、四人の人物を描く。肩と身は箔絵黒漆で七宝繋文を配し、四方に出八双形の窓枠を設けて牡丹唐草を描く。合口部には渦波文を、また持送りには六弁花を中心とした唐草文様を巡らしている。東道とは主人役を表し、東道盆は席に応じて数品目の琉球料理を出して来客をもてなすための道具で、中国から渡来したものとされる。(『琉球 美の宝庫』サントリー美術館、2018年)

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