きりこ すだれ
大型の簾で、箱表には「金イッカケ ギヤマンノ簾」とあり、「萬屋平兵衛」と墨書されている。一本のガラス棒は径約6mmの丸形で、1.4cm間隔に三本の斜縞文が施されている。この溝は、カットによる縞文様でなく、ガラス棒が熱によって柔化している状態で施されたもので、丸みをもっている。手にずっしりと重く、ガラスは黄色味を帯び、江戸期のガラスの特色を備えている。(『サントリー美術館所蔵 ガラスの精華』、サントリー美術館、1993年)
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