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コレクションデータベース

朱漆牡丹沈金六角食籠・台盆

しゅうるし ぼたん ちんきん ろっかくじきろう だいぼん

制作地・様式
琉球漆器
数量・員数
一具
寸法(単位cm)
(食籠)幅52.0 奥行45.2 高53.8 (台盆)幅61.0 奥行52.8 高7.2 深2.8
制作年代
琉球王朝第二尚氏時代   17~18世紀

 六角五段の大型の食籠で、逆印籠造となっている。蓋の肩には丸みがあり、高台の裾は大きく開いている。中塗りは黒漆、仕上げに朱漆を塗る。器体内側は黒漆塗で、表面の地文は沈金で七宝繋文を描き、蓋表や各段の側面に大ぶりの牡丹の折枝を沈金で描く。台盆も六角形で、表面は朱漆地で食籠と同様の図様を沈金で描く。図柄は綿密かつ洗練されたもので、熟達した手腕が認められる。(『琉球 美の宝庫』サントリー美術館、2018年)

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