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コレクションデータベース

菊花クルス螺鈿硯箱

きくか くるす らでん すずりばこ

制作地・様式
南蛮様式国内漆器
数量・員数
一合
寸法(単位cm)
幅20.0 奥行22.8 高4.4
制作年代
桃山時代   17世紀

 長方形、面取りをした被蓋造の硯箱。総体を黒漆塗として、一部毛彫を施した螺鈿によって文様を表している。蓋表には中央に菊と薄に鈴虫を表し、周囲は四隅に猪目透隅金物形を置きながら、蒔貝(まきがい)と円透文を並べた枠を廻らせる。蓋と身の側面は、各面とも短冊形の切貝を連ねて枠を作ったなかに、西洋的な花クルス文を並べる。身には下水板中央に、七宝によって波兎文をかたどる水滴と、蓮文を浮彫した硯を置く。朝鮮螺鈿風の技法・文様とともに、西洋的な花クルス文を取り入れた異国情緒豊かな作例であるが、全体におおらかで素朴な印象が強い。(『リニューアル・オープン記念展Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY』、サントリー美術館、2020年)

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