お客様が喜ぶ
“去年よりおいしい”を追求
「純あま」生産者インタビュー 中村雄一さんの本気
最初の1、2年は苦労の連続
熊本県八代市でミニトマト「純あま」を生産して7年目の中村です。
以前は普通のミニトマトを栽培していたので、最初の1、2年目は苦労の連続でした。病気の耐性もついていないし、栽培法によっては収量も増えにくい品種ですし、正直やめようかと思ったこともありました。
そんな中、会長が「純あま」は水や温度、肥料の管理次第で、必ず消費者の方々に喜ばれるトマトになるだろう。この言葉にとても感銘を受けたんです。それが今もこうして作り続けられている理由です。
人材不足の中での救い
ここではベトナム人実習生たちが、一粒ずつ丁寧にトマトの収穫を頑張ってくれています。人材不足の状況で、彼らの存在にはすごく助かっていますし、頼りにしています。
実は彼らは、自分よりも「母国の家族」のためにと一生懸命に取り組んでいます。それには本当に頭が下がります。そんな彼らには家族のためにたくさん稼いで、笑顔で帰国していただきたいです。
年々おいしく、味を追求
毎年のように「純あま」が美味しくなったとの声をいただいています。また、「トマトは“純あま”じゃないと嫌だ」というお客様もいるそうです。
このように、サントリー本気野菜「純あま」の生産者として、お客さまに喜んでもらえる美味しいトマトをこれからも作っていきます。されどトマトですが、私たちが一生懸命作ったトマトの味を噛みしめていただきたいです。
果肉の硬さと酸味
特有の良さを追求
「ハニーイエロー」生産者インタビュー 米本吉宏さんの本気
良いトマトづくりに試行錯誤
本気野菜「ハニーイエロー」というトマトを栽培して6年目の米本です。 以前栽培していた大玉トマトとは実のなり方や病害防除の方法も違ったので、当初は苦労しました。
今年は花を増やそうと温度を下げてみたところ、冬の寒さであまり着果せずトマトが思うようにできなかったんです。来年は室温にもっと気をつけて着果を増やしたいです。こんな風に今も試行錯誤しています。
特有の食味を生かす工夫
「ハニーイエロー」の特長は他のトマトにはない食感や固さ、そして酸味の中にも甘さと美味しさがあるんです。最近は酸味の無いトマトも多いので、「ハニーイエロー」の酸味を味わって欲しいです。
この特有の食味を維持するため、ハウス内の除湿や水やりに気を付けています。どうすれば味が向上して収量も増やせるかをみんなで考えながら栽培しています。
消費者の声を大切に
最近では消費者の方々からも「美味しい」という声も多いと聞いてとても嬉しく思います。これらがトマト作りを頑張る糧になっています。
食べてくれているみなさんに「美味しい」と喜んでもらえる、そんなトマトを作り続けたいです。
熊本県八代市、八代トマト流通センター
代表取締役 中村雄一さん、米本吉宏さん
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