82グリーンカーテンにおすすめの植物
グリーンカーテンを作ってみよう!
最近ではよく見かけるようになったグリーンカーテン。グリーンカーテンは、自然と調和した空間を作ってくれて室内の温度を下げたり、景観を美化したりと涼しさや癒しをもたらしてくれます。サントリーフラワーズの植物でグリーンカーテンにおすすめの植物をご紹介していきます。
目次
グリーンカーテンとは?
夏の季節になるとよく見かける、つる性の植物をネットなどに絡ませてカーテンやシェード風に育てたものをグリーンカーテンといいます。グリーンカーテンは、夏の強い陽射しを和らげるために作られることが多いです。
グリーンカーテンのメリット
グリーンカーテンがあるとお庭の緑が面積も広くなり視覚的にも癒やし効果が多く感じられます。また窓の外にグリーンカーテンを作ることで、直射日光が屋内に入ることを防げます。植物は主に葉の裏から二酸化炭素と水を空気中に排出し『蒸散』をします。この『蒸散』による気化熱で気温や室温を下げる効果があります。グリーンカーテンがあることで見た目が涼しげなだけではなく、植物が間近にあることで、自宅にいながら森の中のような気分を味わえますね。近年では暑い夏を乗り切るためがの、欠かせないガーデニングアイテムといえるでしょう。
グリーンカーテンに向いている植物
基本的につる性の植物が「グリーンカーテン」に向いています。植物によっていろんな特性がありますので、自分の好みや栽培場所に合わせて育てる植物を選びましょう。
グリーンカーテンをつくる手順
グリーンカーテンをつくる4ステップ
①つる植物の選定
グリーンカーテンに適したつる植物を選びましょう。代表的なものには、ヒルガオ、アサガオ、ツルニチニチソウ、ゴーヤなどです。
②ネットやフレームの設置
窓枠やベランダの手すりにカーテンのようにつる植物を絡ませるためのネットやフレームなどを設置します。
③つる植物の植え付け
つる植物をネットやフレームに這わせて植え付けます。できるだけ日光をたくさん当たる場所に植え付けをしましょう。
④水やりと手入れ
グリーンカーテンは成長するために水やりが必要です。定期的に水を与え、不要な枝を切り取りましょう。
グリーンカーテンをつくる際の注意点
つるがきれいに絡まっているかどうかをチェックしたり、水や肥料を与えることです。ベランダで作る場合は近隣の部屋までつるが伸びていないかなど注意し、ベランダが非常の際の避難経路になっているところもありますので、その場合は通り道をふさがないように設置し管理が必要です。
また、2階以上にお住いの方はグリーンカーテンに果実がある場合、熟れた果実が下に落下しない様にこまめに刈り取むなど、周りの安全に気を配りましょう。
グリーンカーテンにおすすめの植物
グリーンカーテンにおすすめの植物としてはつる性の植物です。サントリーフラワーズでグリーンカーテンにおすすめの植物をご紹介します。
(花)クライミング サンパラソル・クライミングテラス
(野菜)ゴーヤ・クリーミーへちま
それでは、特徴など詳しく解説していきます。
クライミング サンパラソル
クライミング サンパラソルってどんな植物?
クライミング サンパラソルは、キョウチクトウ科のマンデビラ属に属するつる性の植物で、夏から秋にかけて鮮やかな花を長く咲かせます。つるが伸び、大きく育つ!つる咲きサンパラソル!さまざまなアレンジやガーデニングでおしゃれに楽しめる植物です。
クライミング サンパラソルの特徴
大輪でカラフルな花色が揃っており、赤、白、ピンクなどのカラーバリエーションがあります。特徴は細いつるが伸び、大輪の花がたくさん咲き、夏の暑さにも耐えることができます。生育スピードが早く、支柱仕立てで大きく育てることが可能です。トレリスやフェンスに絡めたり、さまざまなアレンジやガーデニングでおしゃれに楽しんでみてください。
クライミン グテラス
クライミング テラスってどんな植物?
ヒルガオ科イポメア属の植物です。このつる性の植物は、お日様が大好きで、植え付けの最初の段階で少し手を加えるだけで、その後は自然と支柱などをつたって上へ上へと旺盛に成長していきます。クライミング テラスは、夏の暑さにも負けずにしっかりと生育するため、庭やベランダで涼を呼ぶのに最適です。さまざまな高さや形に仕立てられる屋外用観葉植物としておしゃれな空間を演出できます。
クライミング テラス特徴
暑さに非常に強く、夏でも生育旺盛で酷暑にも耐え、上に登っていく性質なのでグリーンカーテンにおすすめです。鉢に植えれば下にも這うので、寄せ植えのアクセントにも利用できます。
「ライム」は明るく鮮やかで涼しげな葉色、「ノワール」はシックな葉色で寄せ植えにも使いやすい色、「セピア」は落ち着いたニュアンスカラーの3つの葉のカラーバリエーションがあります。
ライム
ノワール
セピア
グリーンカーテンにおすすめの植物 (野菜編)
続きましてグリーンカーテンに最適な野菜をご紹介します。
本気野菜ゴーヤ
本気野菜ゴーヤは特徴的な、おいしさと楽しさのラインアップを取り揃えています。収穫量の多い節成品種からグリーンカーテン専用品種まで、実りでも味わいでもお選びいただけ、グリーンカーテンとしてもおすすめです。ゴーヤのおいしさとグリーンカーテンも作れる楽しさを揃えたラインアップをご紹介します。
ザウルスゴーヤ
ゴーヤのイボがトゲトゲが恐竜の背中のようでとってもかわいい。苦みが少なく、マイルドな味わいでイボの部分はサクサクの新食感です。
しろくまゴーヤ
白ゴーヤの中では早生で、収穫数が多く後半まで長く継続収穫可です。苦味の少ない、純白な果肉です。
ごろごろゴーヤ
肉厚で濃緑の大型果実でシャキシャキとした食感。ゴーヤらしい、しっかりとした苦味で節成性が高く、初期からよく実るので収量に優れています。
デリシャスゴーヤ・細長
とげの無いつるつるとしたライムグリーンの美しい果実です。分枝性が高く、生育旺盛。後半まで長く収穫可能です。
ザウルスゴーヤのグリーンカーテンつくりの様子はこブログでご紹介しています。
クリーミーへちま
クリーミーへちまってどんな植物?
へちまは生育が旺盛で葉が大きく遮光率が高いため暑さや対策にはおすすめです。プランター栽培の場合は大型プランターで育てることをおすすめします。ヘチマは病気・暑さに強いため、初心者でも育てやすく、大きな葉なので密度があり日除け効果が高いのが特徴です。未熟果の果肉部は酢の物や炒め物にして食べることができ、グリーンカーテンにも最適です。
クリーミーへちまの特徴
クリーミーでとろけるような食感。アクが少ない食用ヘチマです。生育旺盛でグングン育ちバイカラーの果実が特徴的ですね。大きな黄色花も鮮やかに一面に彩り圧巻の花咲くグリーンカーテンになります。ゴーヤよりも葉が大きく遮光率が高いため、より暑さ対策やプライバシー対策をしたい方にオススメです。
グリーンカーテンの片付け方
最初に根本を切断しそのまま放っておきます。すると葉やつるが黄色になり乾燥していき、次第に茶色く乾いてきます。その状態になりますと簡単にネットから外しやすくなり、根の部分も枯れて簡単にぬけるようになります。
この方法でゴーヤ、ヘチマやアサガオなど緑のカーテンになる植物なら何でも応用できるでしょう。根本を切断して乾燥させると重さも体積も、勢いのあったころの数分の一になっている枯れるのを待つ回収した方が後の処理も簡単です。
暑い季節を快適に過ごすためのグリーンカーテン皆さんも作ってみてくださいね。