62ベランダガーデニングで育てやすい花と、対策やマナーについて
ベランダガーデニングを楽しむ際に知っておきたいポイント
おうちのベランダで気軽にガーデニングを楽しむには?
部屋の中からいつでも花の様子を観察できたり、窓越しに見える植物に癒される…そんな花のある暮らしは、気に入ったお花を好きなプランターに植えるだけでも十分に実現できます。
ベランダのインテリアに拘るところから準備となると、ハードルが高いと感じる方々もいらっしゃいますし、近年の日本は台風や強風対策も重要視されるようになり、すぐ室内に取り込みやすいスタイルも注目されています。
おうちのベランダの日当たりや風の強さにあった植物と、室外機や排水溝の位置などをチェックして、近隣さんに迷惑をかけないポイントさえ押さえておけば、あとは自分のライフスタイルに無理なく心地よいオアシスをおうちに増やせます。
そこで今回は、ベランダガーデニングを楽しむために確認しておきたい栽培環境と対策、マナーとエチケットについてと、おすすめの「ベランダで育てやすい花」を栽培環境ごとにセレクトしてご紹介します。
目次
◆ベランダの環境をチェックするポイント
(1)ベランダの日が当たる場所をチェックする
(2)風の強さ、雨の当たる規模をチェックする
(3)ベランダの排水溝(排水口)の場所をチェックする
(4)植物を置くスペースを決める
(5)室外機の風を避ける、お洒落なカバーも
◆ベランダガーデニングのマナーとエチケット
(1)ベランダの耐荷重制限を守る
(2)避難経路を確保する
(3)排水溝(排水口)を詰まらせないようにする
(4)強風・台風で物が飛ばないようにする
(5)鉢、水、枯れ葉などが落下しないようにする
◆ベランダに咲かせたい花を選ぶポイント
(1)とにかく可愛くてお洒落なお花は?
(2)雨風に強いお花は?
(3)暑さや乾燥にも強いお花は?
(4)半日陰に強いお花は?
(5)場所を取らないコンパクトなお花は?
◆ベランダガーデニングでよくある疑問
・ベランダでも虫はつくのか?
・ベランダガーデニングに必要な道具は?
◆まとめ ベランダガーデニングを気軽に楽しみましょう!
ベランダの環境をチェックするポイント
まずはおうちのベランダの栽培環境を確認してみましょう。ベランダの日当たりや雨風の当たり具合、排水溝の場所や生活の場としてのスペースを確保するためのチェックポイントも押さえたら、栽培環境に適した花や自分が作りたいベランダガーデンをイメージしていきましょう。
(1)ベランダの日が当たる場所をチェックする
半日以上直射日光が当たるか、半日陰か、西日が当たる場所かによって、育てやすい花の種類が変わってきます。お日様が大好きな花、半日陰を好む花、乾燥に強い花、夏の暑さに強い花など、植物によって性質が違いますので、特にガーデニング初心者の方は、はじめは栽培環境にあった花を選んだ方が安心です。のちほどおすすめの花をご紹介します。
(2)風の強さ、雨の当たる規模をチェックする
高層階や周りに建物がないベランダなど、雨風がダイレクトに当たりやすい場合は、プランターはあまり背が高くない形状のもので、台風時には室内に移動しやすい大きさのものを選ぶのがおすすめです。雨風に強いタイプの花もおすすめです。
(3)ベランダの排水溝(排水口)の場所をチェックする
ベランダの排水溝は、雨や植物の水やりで出た水を流すために必要な箇所です。排水溝付近は開けて、水の流れを確保しましょう。
ベランダに排水溝がない場合は、ベランダガーデニングを始める前に水の流れ方などを確認しておきましょう。
(4)植物を置くスペースを決める
ベランダは日々の生活空間でもありますので、洗濯物を干すスペースや通路を確保したガーデニングスペースのレイアウトを考えてみましょう。スペースがあまりとれない場合は、植木の数を厳選します。コンパクトに育つタイプのお花もおすすめです。
室外機の風を避ける、お洒落なカバーも
熱風が出るエアコンの室外機から出る風は、植物が傷みやすくなる原因になりますので、プランターを置く場所は風が当たる場所を避けてレイアウトをしましょう。
プランターを室外機の上に置く場合は、直置きは避けて、室外機用のカバーなどを設置しましょう。お洒落な室外機用カバーもホームセンターやネットなどで売っています。
ベランダガーデニングのマナーとエチケット
集合住宅の共有スペースであるベランダでガーデニングを楽しむためには、事前にお住まいの集合住宅の規約や、近隣さんに迷惑をかけないエチケットを押さえておくことが重要です。 マナーを守って、ベランダガーデニングを満喫しましょう。
(1)ベランダの耐荷重制限を守る
ベランダは建築基準法で荷重制限が「1平方メートルあたり約180kg」と定められています。普通に使用するレベルでは問題ありませんが、レンガや床材などをたくさん敷き詰めたりする場合は重さをチェックしたり、軽量タイプを選ぶと良いでしょう。
(2)避難経路を塞がない
避難用ハッチの上や蹴破り戸の周辺など、避難経路を植木や物などで塞がないようにします。 ベランダは緊急時の避難ルートになりますので、避難経路を塞いでしまうと災害時に自分たちだけでなく、近隣にも被害を与える恐れがあります。
(3)ベランダの排水溝(排水口)を詰まらせないようにする
ベランダの排水溝は、雨や植物の水やりで出た水を流すために必要な箇所です。
排水溝の上に物を置いたり、ゴミや植物の枯葉などで塞がってしまうと、ベランダに水が溢れてしまいますので、排水溝付近は開けて、定期的にベランダの掃除をしておきましょう。
ベランダに排水溝がない場合は、水やりの際に隣家へ水が流れていく設計になってる場合がありますので、ベランダガーデニングを始める前には、事前に水の流れ方などを確認しておきましょう。
(4)強風・台風で物が飛ばないようにする
強風や台風の時にベランダに設置している物が飛ばされると、人や建物や車にぶつかり危険です。
ベランダに置くプランターや棚、椅子などは、室内に取り込む際に簡単に移動できる重さやタイプを選んでおくとよいでしょう。初めから台風対策を視野に入れたガーデニングスペースにするのも手かもしれません。
天気予報で台風の日が分かったら、日にちを逆算して水やりを少なめにしておくと、移動の際に重さが軽減されるので楽です。
(5)鉢、水、枯れ葉などが落下しないようにする
2階以上に住んでいる場合には、鉢、水、枯れ葉が下の階に落ちないように気を付けます。
ベランダの柵の上に鉢やグッズなどを置くと、何かの拍子に落下したり強風で飛ばされたり可能性があり、大変危険なので絶対にやめましょう。
プランターやハンギングなどを柵にくくりつけたり掛けたりする場合も、そのままの状態で水やりをすると下の階に水が落ちてしまい迷惑になります。鉢やハンギングは柵にかけない場所に設置するのがベターです。日当たりなどの問題でどうしても掛けたい場合は必ずベランダの内側にし、落下しないように固定し、水やりの際は移動させて排水溝へ水が流れるようにしましょう。
枯れ葉は下に落ちたり風で飛んでいかないように定期的に掃除をします。
他にも、つる性植物のつるがいつのまにか隣のベランダまで伸びていることがありますので、つるがあちこちに行かないよう誘引や剪定をしてあげましょう。
ベランダに咲かせたい花を探す
栽培環境を確認したら、次は育てる花を選びます。見た目が好きな花を選ぶのが一番良いですが、栽培環境によってはうまく育たないことがありますので、雨風に強い花、半日陰に強い花、暑さや乾燥に強い花、スペースを取らない花などそれぞれの環境にあったお花の中から選ぶと安心です。
ここでは、それぞれの環境におすすめのサントリーフラワーズのお花をご紹介します。
(1)とにかく可愛くてお洒落なお花は?
栽培環境が良いベランダや、やっぱり可愛くて人気のお花を咲かせたい!という方には、SNSでも人気のお洒落なお花をおすすめします。
サフィニアアート | ユニークな花模様のペチュニア
◆サフィニアアートのおすすめポイント
・花弁にユニークな模様が入る花が可愛くて人気です。
・生育・分枝力旺盛で育てやすいので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
・ボリュームある中輪の花がたっぷり咲きます。
花びらにピンク色のハート模様のある「ももいろハート」や、青紫のふち模様の変化も楽しめる「江戸しぼり」など、花弁に可愛い模様が入る印象的なタイプのサフィニアです。
ネーミングも可愛くてインスタグラムなどSNSでも人気です。
◇サフィニアアートのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
その他ペチュニアの育て方はこちらでご紹介しています。
◇ペチュニアの育て方~植え込みから切り戻しまで栽培ポイント | あしたの花にできること | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
ミリオンベルプチホイップ | 可愛い八重花のカリブラコア
◆ミリオンベルプチホイップのおすすめポイント
・ホイップクリームみたいな八重花が可愛くてお洒落です。
・雨にも夏の暑さにも強いので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
・切り戻しをしなくてもドーム状にこんもり丸くまとまる花姿です。
暑さや雨などに強いのはもちろん、切り戻しをしなくてもドーム状に綺麗にまとまる草姿なので、お手入れも楽です。
ホイップクリームのような可愛い八重の花弁も魅力で、SNS投稿も多数あり大好評です。
◇ミリオンベルプチホイップのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
その他カリブラコアの育て方はこちらでご紹介しています。
◇カリブラコアの育て方~植え込みから切り戻しまで栽培ポイント | あしたの花にできること | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
(2)雨風に強いお花は?
雨風に当たりやすいベランダには丈夫な品種がおすすめです。「ミリオンベル ストロング」はサントリーフラワーズが3年かけて厳しい日本の気候でも育つ品種として開発しました。
ミリオンベル ストロング | 雨にも強い超強健カリブラコア!
◆ミリオンベル ストロングのおすすめポイント
・日本の暑さと降雨にも耐え、夏を越えて晩秋まで長く花を楽しめます。
・丈夫で育てやすいので、初めてのガーデニングにもおすすめです。
・明るくカラフルなレッド、ピンク、ブルー、イエロー、オレンジの5色の花色です。
植込みから1か月半ほどで大きく育つので、育てる楽しさを実感できます。
原色のような鮮やかな花色は、おうちのお庭やベランダ、玄関などを明るくカラフルにしてくれます。
◇ストロング ファイブのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
(3)半日陰に強い花は?
北向きのベランダや直射日光がそれほど当たらないベランダには、半日陰でも元気に育ち、たくさん咲く花がおすすめです。
エンジェルス イヤリング | 半日陰でも育つ可憐なフクシア
◆エンジェルス イヤリングのおすすめポイント
・半日陰でも育つので、直射日光の当たらない場所でも楽しめます。
・フクシアでは暑さに強いタイプで、摘芯不要で秋まで長く楽しめます。
・愛らしい淡いピンク色、赤と白の美しい八重咲きの、鈴なりの花を楽しめます。
半日陰で育てやすく、摘芯不要で秋まで長く楽しめます。
まるで天使のイヤリングのような花がキラキラ揺れる可憐な花姿は、鉢植えはもちろん、ハンギングスタイルにしてもお洒落です。
◇エンジェルス イヤリングのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
サマーミスト | 半日陰でも育つ涼しげなトレニア
◆サマーミストのおすすめポイント
・半日陰でも育つので、直射日光の当たらない場所でも楽しめます。
・育てやすく、病気になりにくいのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
・涼しげなブルー系、可愛いピンクやイエローの花色のラインアップです。
直射日光の当たらないベランダでもガーデニングを楽しみたい方におすすめです。
暑い夏にたくさんの花を次々と咲かせ、涼しげな葉が夏を爽やかに演出してくれます。
◇サマーミストのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
(3)暑さや乾燥にも強いお花は?
直射日光の照り返しが激しいベランダや、風が強いベランダには、暑さや水切れに強いお花が最適です。
西日が当たる夏のベランダは、葦簾(よしず)で半日くらい陰を作ってあげたり、地面と鉢の間にスノコやレンガなどを置いて熱に直接触れさせないなどの対策もしてあげましょう。
サンク・エール | とにかく暑さに強いスカエボラ
◆サンク・エールのおすすめポイント
・花がら摘み不要で管理しやすい。真夏でも花が休まない。
・育てやすく、虫がつきにくいのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
・涼しげな色合いのブルー系やホワイト、可愛いピンク系の花色のラインアップです。
多くの植物は気温の高い真夏は花が休みがちですが、「サンク・エール」は真夏でも常に花が付き続けるのが魅力です。
咲き終わった花は自然と落ちるため、基本的に「花がら摘み」は不要です。周りに散らかった花がらはお掃除しましょう。
◇サンク・エールのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
サンパラソル | 水切れ・乾燥に強いマンデビラ
◆サンパラソルのおすすめポイント
・中南米にルーツを持つので夏の暑さと乾燥に強いです。
・根に水分を蓄える特性があるので2~3日水やりをしなくても平気です。
・赤やピンク、ホワイト、ニュアンスカラーなどトロピカルな花が夏から秋まで長く咲きます。
風が強くて乾燥しがちなベランダには、根に水分を蓄える特性があるサンパラソルがおすすめです。
忙しくてつい水をやり忘れてしまったり、家を留守にすることがあっても安心です。
◇サンパラソルのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
(5)場所を取らないコンパクトなお花は?
ベランダのガーデニングスペースをあまりとりたくない場合は、コンパクトにまとまりやすい草姿のお花がおすすめです。
サフィニアブーケ | 花束みたいにまとまるペチュニア
◆サフィニアブーケのおすすめポイント
・場所を選ばない人気のブーケ、次々と花が咲き秋まで楽しめます。
・節間が短く、分枝も良いので、ピンチ(摘芯)なしでもドーム状にまとまります。
・夏の暑さにも強く丈夫で育てやすいのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
花束(ブーケ)のようにキュッとまとまる愛らしい咲き姿が特長のサフィニアです。
ピンチ(摘芯)なしでもドーム状にまとまりやすい咲き姿なので、あまり広くないベランダやお庭などでもコンパクトに育てられます。
◇サフィニアブーケのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
フェアリースター | 愛らしい小花がまとまるニチニチソウ
◆フェアリースターのおすすめポイント
・咲き終わった花は自然と落ちるため、基本的に「花がら摘み」は不要!
・育てやすく、花つきバツグンで愛らしい咲き姿なので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
・可愛い小花、パステルカラーやホワイト系の優しい花色のラインアップです。
小さく愛らしいお花を咲かせてくれるので、コンパクトにまとまりやすく、スペースが狭いベランダなどでも楽しめます。
お水は与えすぎず、土が乾燥したらたっぷりあげてください。
◇フェアリースターのもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
ベランダガーデニングでよくある疑問
ベランダでも虫はつく?
春には虫たちも活動をし、私たちは自然界の中で共存しています。ベランダにも虫がやってくることがあります。植物に悪さをするタイプの虫から守るために、水やりの際などに植物をチェックして、虫が発生しにくい環境にしてあげましょう。
◆虫が付く前にやっておくと良いこと
虫が付く前に市販の園芸用防虫剤で先手を打っておくと安心です。撒きすぎないよう容量を守りましょう。
花や葉が欠けていないか、変色してないかをチェックをしましょう。葉の裏側も見ます。
落ちたりカットした葉や花がらは、こまめに取り除きましょう。
湿度が高い状態にならないように、風通しの良い環境にしましょう。
◆虫がついたらやること
見つけ次第すぐ市販のスプレータイプの園芸用薬剤を散布します。散布の際は薬が近隣に行かないように風向きに気を付けましょう。虫に食われた部分はすぐに摘み取ります。
◇病害虫対策 | ガーデニング・園芸 | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
ベランダガーデニングに必要な道具は?
ベランダガーデニングを楽しむ前に、用意しておきたいガーデニング用品・道具をまとめました。園芸店やホームセンター、100均ショップなどでも手に入ります。
◆植木鉢・プランター
一般的に8号(直径24cm)~10号(直径30cm)くらいのサイズが使いやすいです。
浅すぎる鉢は根が詰まったり、水を含む量が少ないため、ある程度深さのある形を選びましょう。風合いのある素焼きはシンプルなタイプからデコラティブなタイプもあり、軽くて楽なプラスティック製、ぬくもり感じる木製など、気に入ったデザインの鉢・プランターを楽しく選んでください。
◆培養土
ガーデニングには草花用の培養土を使いましょう。園芸店やホームセンターで売っている「草花用の培養土」が便利です。元肥が含まれていない土を使う場合は必ず元肥を混ぜます。
土を入れる量は、鉢いっぱいにせず、2~3cmほど下あたりまでが目安です。
◆鉢底石
鉢底に敷くことで、土の排水性や通気性を良くし、根腐れの予防になります。鉢・プランターの底に穴が少ししか開いていなかったり、テラコッタ鉢の時は使った方が良いでしょう。
◆はさみ
新芽のカット(摘芯・ピンチ)、花がら摘み、切り戻しなどで使います。
◆肥料
より健全に生育させ美しく咲かせるために、生育途中から肥料が必要となります。液肥と置肥があります。
◆薬剤
病気や害虫対策として薬剤を散布しておくと安心です。
◆シャベル・スコップ
買ってきた培養土を植木鉢・プランターに移す時に使います。
◆手袋・グローブ
植え込みの時、日ごろのお手入れであると便利です。
◆じょうろ
育てる鉢数にもよりますが、意外とたくさんの水が必要になります。大きめのサイズが便利でしょう。
◇参考:初心者でも安心!はじめてのガーデニング | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
まとめ ベランダガーデニングを気軽に楽しみましょう!
ベランダガーデニングはリビングや部屋の延長として一体化した生活空間になる上、庭としても日常的に親しみを感じながらガーデニングを楽しめる憩いの場所になります。
まずはおうちのベランダの日当たりや雨風の当たり具合やスペースなどの栽培環境を確認して、好きな花や気に入った花、SNS等でも人気のお洒落な花などをセレクトして自分だけのガーデニングスペースを作ってみてください。
栽培環境によっては雨風に強い花、暑さや乾燥に強い花、半日陰に強い花、スペースを取らないコンパクトな花を選んでも良いかもしれません。特に初めてのガーデニングでしたら育てやすいお花から始めるのがおすすめです。失敗しにくいので、基本的な育て方を覚えて自然にコツをつかんでいき、次に別の花を育てる際にも応用しやすくなります。
そして生活の場としてのスペースを確保したり、近隣さんに迷惑をかけないマナーやエチケットを押さえたら、ぜひおうちの身近な空間でガーデニングと花のある暮らしをお楽しみください。