51ガーデニングにおすすめの花「サフィニア」!初心者でもたくさん咲かせる育て方
サフィニアをたくさん咲かせる育て方
30年以上ガーデニングファンに愛されてきた「サフィニア」は、おうちのお庭やベランダでの鉢植えや寄せ植え、ハンギングバスケットはもちろん、公園などの植栽でもその美しさとパフォーマンス性の高さを発揮してきました。
春から秋までたくさんの花を楽しめ、鉢から咲きこぼれるように広がる花姿が特徴です。
サフィニアは丈夫で育てやすく夏の暑さにも強いので園芸初心者の方にもおすすめです。
花色や模様、八重咲きタイプなど豊富な種類が揃うサフィニアは、春になると園芸店やホームセンターでたくさん並びます!
今回は、サフィニアをたくさん咲かせるための基本的な育て方や、そもそも花苗とは?なぜサントリーが花を?といった気になる情報についてもご紹介いたします。
目次
・30年以上愛されるガーデニング定番の花「サフィニア」
・花苗(はななえ)とは?種から蒔くより簡単で早く花を楽しめる!
・サフィニアをたくさん咲かせる基本的な育て方
・室内でも楽しめる!切り戻したサフィニアを飾りましょう
・サフィニアシリーズ 全ラインアップ紹介
30年以上愛されるガーデニング定番の花「サフィニア」
サフィニアは、サントリーの酒類・食品分野で植物の研究開発を進めていく中で誕生した花です。
1989年、「ブランド苗」というものが市場になかった時代に「サフィニア」と名前をつけたペチュニアの花苗を発売したところ、翌年の大阪で開催された花の万博で「サフィニア」が大ヒットしました。
ここからサントリー花事業が始まり、今ではたくさんの種類のサフィニアシリーズが揃っています。
花苗(はななえ)とは?種から蒔くより簡単で早く花を楽しめる!
サフィニアの花苗は、冬の間に3ヵ月以上もかけて生産者さんによって丁寧に育てられています。
タネから育てるよりも簡単に育てられる安心さ、早く花を楽しめる手軽さが人気の花苗は、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
サフィニアをたくさん咲かせる基本的な育て方
基本の育て方を覚えてしまえばガーデニングは難しいものではありません。
上手に育てるポイントを加えれば、さらに豪華にたくさん花が咲く姿が楽しめます。
半日以上直射日光の射す日当りのよい屋外で育てましょう!
「植木鉢・プランター」のサイズは?
1~3株のサフィニアの花苗を植える鉢・プランターのサイズは、一般的に8号(直径24cm)~10号(直径30cm)くらいが使いやすいです。
鉢の深さも大事です。浅すぎる鉢は根がぎゅうぎゅうに詰まったり水を含む量が少なくなってしまうので、適度な深さのある植木鉢・プランターを選びましょう。
使い続けるうちに風合いが出るテラコッタ製プランター、軽くてお手軽なプラスチック製、お洒落な木製やブリキ製などさまざまな種類のプランターがありますので、お好きなアイテムを選んで楽しんでください。
「苗の植え付け」には草花用の培養土!
園芸店やホームセンターで売っている新しい草花用の培養土を用意します。
元肥が含まれていない土を使う場合は、必ず元肥を混ぜましょう。
鉢・プランターに土を入れる量は、鉢いっぱいにせず、2~3cmほど下あたりまでが目安です。
苗の枯れた下葉を取り、苗を鉢の中心に置いて植え込みます。
鉢底に「鉢底石」を入れると、土の排水性や通気性を良くしてくれるのでさらに良いです。
「水やり」は乾と湿のメリハリが大切!
水やりは、鉢底から水があふれるぐらいたっぷりあげます。
水やりの間隔は環境によって変わりますが、土の表面が乾いたり、鉢が軽くなったときが水やりのサインです。
水のやりすぎは根腐れの原因になるので、「乾」と「湿」のメリハリがとても大切です。
「切り戻し(摘芯・ピンチ)」でボリュームアップ!
植え付け後から2~3週間くらいで新芽がぴょんぴょん出てきたら摘芯(ピンチ)をしましょう。
やり方は、鉢からはみ出した新芽をハサミでカットします。
そうすると残った葉の脇から新芽が出て、花数や葉の数が増えてボリュームたっぷりに咲きあふれるように仕立てることができます。
鉢全体が葉で覆われるまで2~3回繰り返すのが理想です。
「肥料」を週に1回与えて成長力アップ!
花をたくさん咲かせるためには肥料が大切です。
サフィニアは肥料が大好きなので、週に1回、市販の液肥を500倍希釈(水1リットルに対して液肥2ミリリットルが目安)を週に1回、鉢底から流れ出るまでしっかり与えましょう。
液肥の量は大体の目安でOKです。
花が咲き終わったら「花がら摘み」!
しぼんだ花をそのままにしておくと、新しい花がつきにくくなることも。
病気やカビの原因にもなるので、しぼんだ花はハサミでカットします。
花びらだけを摘むのではなく、花茎から切ってあげます。
株の内側の傷んだ腐れ葉や黄葉も取ることで、風通しが良くなり湿気を防ぎ、長く楽しめます。
満開を過ぎたら「切り戻し」をして再び満開に!
花が少なくなってきたり形が乱れ始めたら、再び満開を迎えるために「切り戻し」をしましょう。
切り戻さなくても花は咲き続けますが、花数が寂しくなり、花を楽しめる期間も短くなってしまうので、株元に葉が残っている程度に、鉢の外周りに沿う形で大胆に切ってあげましょう。
切り戻した花は切花としてお部屋やキッチンなどに飾って楽しみましょう♪
梅雨に入る前または梅雨時に切り戻しをすると、蒸れを防ぎ梅雨を乗り越えることができます。
関東以西の温暖地域では、最後の切り戻しは遅くとも8月中が目安です。そうすると10月頃にもう一度、花を楽しむことができるでしょう。
室内でも楽しめる!切り戻したサフィニアを飾りましょう
日々の生活の中に花のある暮らし…切り戻したサフィニアは切花として室内の好きな場所に飾れば、ほっと心和む空間になります。
花瓶がなくても大丈夫。食器や空き缶、空き瓶、お洒落な雑貨も花瓶代わりになります。
ガラスのハンギングベースに吊るしたり、水をはった浅い容器に浮かべてもお洒落です。
サフィニアシリーズ 全ラインアップ紹介
春のガーデニングの定番「サフィニア」は、定番の色からユニークな花模様、咲き姿や花の大きさが違うもの、八重咲き(フリル咲き)など、多彩なラインナップを取り揃えています。
サフィニア | サントリーフラワーズ花苗人気ナンバー1!
現在、多くのサフィニアブランドがあるなかでもっとも長く続いているオリジナルのシリーズです。
花色、咲き姿ともに豪華そのもので、波うつように豪華に咲きあふれる咲き姿が人気です。
ビロードのような光沢感のある花弁が美しい大きい大輪タイプと中輪タイプがあります。
◇「サフィニア」のもっと詳しい情報を知る | サントリーフラワーズ (suntory.co.jp)
サフィニアプチ | 小さなお花があふれるように咲く可愛らしいサフィニア!
まるで桜のような小さなピンク色の花弁がとても可愛いタイプのサフィニアです。
どのサイズの鉢で育てても「もこもこふわふわ」に育ちます。暑さにも強く、花姿を変えずに咲き続けるので管理もらくちん。まとまりやすい小輪タイプです。
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サフィニアアート | ユニークでキュートな花模様が大人気!
花びらにピンク色のハート模様のある「ももいろハート」や、青紫のふち模様の変化も楽しめる「江戸しぼり」など、花弁に可愛い模様が入る印象的なタイプのサフィニアです。
ネーミングも可愛くてインスタグラムなどSNSでも人気です。管理しやすい中輪タイプです。
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サフィニアブーケ | まるで花束のようにまとまって咲きあふれる!
花のブーケのようにキュッとまとまる愛らしい咲き姿が特長のサフィニアです。
ピンチ(摘芯)なしでもドーム状にまとまりやすい咲き姿なので、あまり広くないベランダやお庭などでもコンパクトに育てられます。まとまりやすい小輪タイプです。
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サフィニアフリル | 暑さにも強い八重咲き(フリル咲き)!
八重の花びらの重なりが、まるでフリルが重なったような美しいタイプのサフィニアです。
草姿バランスと輪サイズがほぼ同じため、単色はもちろん混色にしても大変美しい咲き姿を楽しめます。まとまりやすい小輪タイプです。
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すぐ楽サフィニア | すぐに楽に混色の花が楽しめる!
あらかじめ2色のサフィニアがポット植えされているので、そのまま植えるだけでボリュームのあるきれいな混色が楽しめます。
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サントリーフラワーズはガーデニングを気軽に楽しんでいただくために、「きれい、かんたん、長く咲く」を花づくりのモットーにしています。
はじめてのガーデニングで、笑顔あふれますように。