第51回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
河村尚子(ピアノ) 協奏曲
ミュンヘン国際コンクール第2位、クララ・ハスキル国際コンクール優勝。ドイツを拠点に、ウィーン響、バイエルン放送響などにソリストして迎えられ、室内楽でもカーネギーホールなどで演奏。日本ではP.ヤルヴィ指揮NHK響など国内主要オーケストラと共演を重ねる傍ら、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響、ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィル等の日本ツアーに参加。文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞ほか、2020年には第32回ミュージック・ペンクラブ音楽賞独奏・独唱部門賞、第12回CDショップ大賞2020・クラシック賞、第51回サントリー音楽賞を受賞。主なCDに、19年10月リリースの、「熱情」「ワルトシュタイン」を含むベートーヴェンのピアノ・ソナタ集、「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&チェロ・ソナタ」など(RCA Red Seal)。19年秋公開の映画『蜜蜂と遠雷』(恩田陸原作)では主役・栄伝亜夜のピアノ演奏を担当し、その音楽を集めた「河村尚子plays栄伝亜夜」もリリースされている。現在、ドイツのフォルクヴァング芸術大学教授。
オフィシャル・ホームページ:http://www.hisakokawamura.com/
第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。これまでに、パリ管、ドレスデン国立歌劇場管、チェコ・フィル、フィルハーモニア管、ベルリン放送響、サンタ・チェチーリア管、ワシントン・ナショナル管など、世界の主要オーケストラに客演を重ねている。2012年から18年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務めた他、16/17シーズンから、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督に就任。18/19シーズンから首席客演指揮者を務めるバーミンガム市交響楽団とは、22年7月にBBCプロムスにデビュー。23年4月からは首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任予定。国内では読売日本交響楽団首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督兼理事長などを務めている。
出光音楽賞、渡邉暁雄音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術祭大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など受賞多数。本質に迫るとともにファンタジーあふれる音楽づくり、演奏家たちと一体になって奏でるサウンドは、音楽の喜びと真髄を客席と共有し熱狂の渦に巻き込む。名実ともに日本を代表するマエストロである。
1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。創立以来、世界的な指揮者、ソリストと共演を重ねている。現在、常任指揮者をS.ヴァイグレが務め、東京のサントリーホールや事業提携を結んでいる東京芸術劇場などで演奏会を多数開催。2017年11月にはS.カンブルラン指揮のメシアン〈アッシジの聖フランチェスコ〉(全曲日本初演)が好評を博し、『音楽の友』誌の「コンサート・ベストテン」第1位、サントリー音楽賞、レコード・アカデミー賞(特別部門)を受賞した。演奏会などの模様は日本テレビ「読響プレミア」で放送されている。
https://yomikyo.or.jp/
サントリーホール
0570-55-0017
電話する