東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」
2021年シーズン「オーケストラ・タイムマシーンⅡ(西洋音楽史)」
第80回 【近現代】
アメリカ中心に目覚しい活躍を続けている期待の俊英。シンシナティ交響楽団、シンシナティ・ポップス・オーケストラ、アリゾナ・オペラなどのアソシエイト・コンダクターを経て、2020年からアメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督に就任。オペラ指揮者としても国内外で活躍。タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、13年ブルーノ・ワルター指揮者プレビュー賞、14・15・16・20年米国ショルティ財団キャリア支援賞受賞。1985年東京生まれ。インターロッケン芸術高校音楽科において指揮をF. フェネルに師事。オーケストラ、オペラ、バレエ、ポップス、ジャズ、教育的プログラムにも積極的に携わっている。2021年4月より東京交響楽団正指揮者に就任。
オフィシャル・ホームページ:http://kharada.com/ @KHconductor
1946年創立。サントリーホールで定期演奏会を行うほか、川崎市、新潟市、八王子市と提携し、演奏会やアウトリーチ活動を展開している。文部大臣賞、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞、サントリー音楽賞等を受賞。新国立劇場では毎年オペラ・バレエ公演を担当。海外公演も多く、2016年創立70周年を記念しウィーン楽友協会を含むヨーロッパ5カ国で公演を行うなど、これまで58都市78公演を行い、国際交流の実を挙げてきた。1970年代から青少年のための演奏会を開催し、2001年から続く「こども定期演奏会」のこども奏者出演者からはプロの演奏家も育っている。
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。93年アナウンサーとしてテレビ朝日入社。報道番組を主に担当し、現在は早朝番組「グッド!モーニング」(月~金)メインキャスター。母親が小学校の音楽教師だった影響もあり、幼い頃にクラシック音楽が好きになり、高校・大学時代は慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラに所属しヴァイオリンを弾く。これまで全日本大学オーケストラコンクールや「徹子の部屋」コンサート、各ファミリーコンサートや音楽祭などの司会を数多く務める。2人の息子を持つ父親でもある。