煌びやかな響きをもつ1867年製のエラール(サントリーホール所蔵)を、ガット弦のアンサンブルと共に味わう――サロン風のブルーローズで、演奏された当時に思いを馳せるひと時です。ライブならではの活き活きとしたやり取りが興味深く、CMG初登場の名手たちによる音楽の対話は一瞬たりとも聴き逃がせません。ロマン派室内楽の代表で円熟した筆致が光る、ブラームスの作品99~101をたっぷりとお楽しみください。
【出演】
ヴァイオリン:佐藤俊介
チェロ:鈴木秀美
フォルテピアノ:スーアン・チャイ ※使用楽器:エラール(1867年製/サントリーホール所蔵)