国内飲料自動販売機等事業に関するグループ会社再編のお知らせ

　サントリー食品インターナショナル株式会社（本社：東京都、社長：齋藤 和弘、以下「当社」という）は、本日開催の取締役会において、2022年1月1日（予定）付で、当社グループの自動販売機等に関する事業を営むサントリービバレッジソリューション株式会社、サントリービバレッジサービス株式会社及び株式会社ジャパンビバレッジを統合し、新たな体制で自動販売機等事業の営業を開始すること（以下「本再編」という）を決議いたしました。
　当社グループは、本再編により、お客様満足のより一層の向上及び経営効率の進化を目指します。

―　記　―

1.本再編の目的及び内容
　世の中の動きとともに、飲料市場においても当社グループを取り巻く環境はますますその変化のスピードを速めています。当社はその環境変化や将来を見据えた体制の検討を常に行っており、今回その一環として自動販売機等事業を再編することといたしました。当社グループは、日本で最もお客様に愛され続ける飲料カンパニーを目指し、「次世代の飲用体験を誰よりも先に創造し、人々のドリンキングライフをより自然で、健康で、便利で、豊かなものにする」ことをビジョンとして活動しています。

　今回、お客様に対する商品・サービスを通じた新しい価値の提供をさらに推進するために
（1）流通パートナーの皆様と共に消費者の皆様に価値をお届けする事業
（2）自らが自動販売機等によって直接お客様に価値をお届けする事業
　以上2つの異なるビジネスモデル毎に組織を再編し、それぞれの特性を活かし当社グループの活動をさらに磨き上げていきます。

　具体的には、流通パートナーである、小売店様・卸店様向け販売に加え、自動販売機オペレーター様向け販売をサントリーフーズ株式会社に集約します。また、自らが自動販売機等によって直接お客様に価値をお届けする事業については、サントリービバレッジソリューション株式会社、サントリービバレッジサービス株式会社及び株式会社ジャパンビバレッジの統合により誕生する、《新生》サントリービバレッジソリューション株式会社に集約します。

　サントリーフーズ株式会社は、全ての流通パートナーの皆様の営業窓口として統合し、それぞれの販売チャネルで磨き上げてきた活動ノウハウを融合・進化させ、流通パートナーの皆様の最良のパートナーとしてさらなるお取組み提案・支援を実現していきます。こうした流通パートナーの皆様とのお取組みを通じて、消費者の皆様の多様な飲用ニーズにフレキシブルに対応していきます。

　《新生》サントリービバレッジソリューション株式会社は、お客様と直接の接点を持つことができる直販事業ならではの「ヒトの力」に「デジタル技術」を融合することによって、あらゆる生活シーンにおいてお客様のニーズに沿った商品ならびにサービスをお届けし、より便利で豊かなドリンキングライフを体感いただけるよう、取り組んでいきます。

本再編を通じて、当社は、より消費者の皆様の多様な購買シーン・飲用シーンに寄り添い、最適な形で商品・サービスを提供出来る飲料カンパニーとして飲料市場を牽引し、皆様のご期待に応えられるよう努力していきます。

2.体制図（商品・サービスの流れ）

3.本再編に関する日程
本再編の方針に関する当社の取締役会決議：2021年5月19日（本日）
本再編に係る詳細の決定に関する当社及び当社グループ各社の取締役会決議
：2021年10月頃（予定）
効力発生日：2022年1月1日（予定）

4.本再編のスキーム
（1）本再編の方式
当社グループが日本国内にて運営する事業を、消費者の皆様に商品・サービスをお届けする方式により区分し、流通パートナーの皆様を通じて消費者の皆様に商品・サービスをお届けする事業をサントリーフーズ株式会社に、当社グループが直接お客様に商品・サービスをお届けする事業を《新生》サントリービバレッジソリューション株式会社に、それぞれ集約します。
また、本再編の実施に伴い、サントリービバレッジサービス株式会社が営む不動産管理事業等を、当社へ移管します（本日付で開示しています「連結子会社との会社分割（簡易吸収分割）に関するお知らせ」を参照ください）。

（2）《新生》サントリービバレッジソリューション株式会社の概要（2022年1月1日予定）
本再編後、当社グループにおいて、直接お客様に商品・サービスをお届けする事業を担う≪新生≫サントリービバレッジソリューション株式会社の概要は、以下のとおりです。詳細については、決定次第改めてお知らせします。

以上