ニュースリリース

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  • No.SBF0746(2018/9/3)

サントリー食品インターナショナル
健康寿命延伸への貢献を目指す「100年ライフ プロジェクト」始動

 サントリー食品インターナショナル(株)(本社:東京都中央区、社長:小郷三朗)は、2018年9月より「100年ライフ プロジェクト」を始動し、飲料を通じて健康寿命延伸への貢献を目指します。

 昨今、日本は平均寿命が延びている一方、肥満に加えて糖尿病、認知症など、生活習慣に起因する疾病の罹患者(りかんしゃ)の増加が予想されており、健康寿命を延ばすことが社会課題となっています。

 海外の観察研究では、十分な水分摂取が行われないことで、糖尿病や高血圧など様々な疾病リスクにつながると示唆されています。当社は、人の身体の約60%が水分でできている点や、食事の洋食化に伴う、飲み物による水分摂取割合の増加といった点からも、飲料メーカーの健康に対する社会的責任は非常に大きいと考えています。

 “人生100年時代”とも言われる今、「健康で、前向きに、自分らしく生き続けたい」と願う方々に寄添い、サポートできる企業でありたいという想いのもと、この9月より、中長期的に社会課題解決に取り組むことをミッションとした専門部署を立ち上げ、「100年ライフ プロジェクト」を始動しました。

〈「100年ライフ プロジェクト」の主な取り組み〉
1.外部専門機関との共同研究
生活習慣病の発症予防等、飲料が果たしうる社会課題解決への可能性を追究することを目的に、以下をはじめとする、外部専門機関との共同研究に取り組んでまいります。
・疫学研究における世界的権威である「久山町研究」※1を推進する九州大学との共同研究
・弘前大学COI拠点※2における共同研究講座「ウォーターヘルスサイエンス講座」の開設

2.生活習慣病対策飲料の開発・ポートフォリオ強化
外部専門機関との研究で得られた知見を参照し、自社でのさらなる研究開発活動に取り組み、2019年以降、脂肪対策に限らない領域の商品の開発・発売を検討してまいります。

3.(株)FiNC※3、(株)THF※4と連携した、新しいサービス「特茶プログラム」の展開
2018年9月より、食事や運動といった健康行動を続けられるよう「特茶」がサポートする、生活改善プログラム「特茶プログラム」(ニュースリリースNo.SBF0738)を始動します。

 当社は、人生100年時代に、「健康で、前向きに、自分らしく生き続けたい」と願う人たちに一番役に立つ企業になれるよう、取り組んでまいります。

※1 「久山町研究」について
福岡県糟屋郡久山町と九州大学との共同研究として、久山町の住民を対象に行われている疫学研究です。1961年の研究開始以来、40歳以上の全住民を対象にした健康診断結果のデータを蓄積しており、健診受診率や剖検率、追跡率の高さから精度の高い研究として注目されています。
研究代表:二宮利治(九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野 教授)

※2 弘前大学COI拠点について
平成25年に文部科学省が開始した「革新的イノベーションプログラム(COI STREAM)」の採択を受け、産学連携により革新的な研究開発課題に取り組む拠点の一つです。

※3 (株)FiNCについて
「Personal AI for everyone’s wellness」をミッションに掲げる予防ヘルスケア×テクノロジー(人工知能)に特化したヘルステックベンチャーです。医師や薬剤師、栄養士やトレーナー等の予防領域の専門家とデータサイエンティストやエンジニア、遺伝子や生物学などのライフサイエンス領域の研究者で構成されたプロフェッショナル集団として多様なサービスを展開しています。2012年設立。
代表取締役社長CEO:溝口勇児

※4 (株)THFについて
健康支援事業のコンサルティング会社であり、筑波大学の研究成果から開発された「スマートダイエット(SD)理論」に基づく減量教育プログラム等を提供しています。減量(適正体重管理)への確かな行動変容を支援する安全で効果的な実践的教育システムを提供し、さまざまな企業、地域での健康啓発活動に貢献しています。2005年設立。
代表取締役社長:田中喜代次

  

以上

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