音楽事業

わが国の洋楽文化の発展に寄与することを目的として、顕彰事業をはじめ、日本人作曲作品の振興、楽器貸与事業、出版事業、その他幅広い活動を行っています。これらはサントリー創立70周年記念事業として1969年に設立された財団法人鳥井音楽財団(1978年サントリー音楽財団に改称)の事業を継承したものです。
http://suntory.jp/sfamusic/

サントリー音楽賞
1969年に創設され、その年のわが国の洋楽の発展にもっとも顕著な業績のあった個人または団体に贈られます。50周年を機に、受賞要件を海外籍へと拡大して日本発のよりグローバルな情報発信に努めます。(賞金700万円)
1969 第1回鳥井音楽賞発表(現在のサントリー音楽賞)
佐治敬三賞
2001年に創設され、チャレンジ精神に満ちた企画で演奏成果の優れた国内公演に贈られます。より多くの音楽ファンへコンサートとの出会いを提供したいという想いから、第20回より候補公演のチケットプレゼントを新たに開始します。(賞金200万円)
芥川也寸志サントリー作曲賞
故 芥川也寸志氏の功績を記念して1990年に創設された「芥川作曲賞」を、2019年の第29回より名称変更・賞金増額し、新進日本人作曲家のさらなる飛躍を応援します。受賞作品は、前年度に初演された優れたオーケストラ楽曲の中から、もっとも清新かつ将来性に富む作品1曲を公開の演奏会で選定します。また、受賞者には新しいオーケストラ楽曲が作曲委嘱され、2年後の公開選考演奏会にて初演されます。(賞金150万円・委嘱料100万円)
芥川也寸志サントリー作曲賞
楽器貸与事業
財団が所蔵する世界的文化遺産の弦楽器名器を保全し、次世代へ継承することを目的として、世界を舞台に活躍する若手日本人演奏家や日本で音楽を学ぶ学生を対象とした貸与事業を行なっています。
出版事業
日本の作曲家の創造活動の振興と作品普及のため、日本人作曲家の年度別作品リストを英語併記で編集・出版し、財団ウェブサイトにて無料で公開しています。
ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金
音楽を通じた東日本大震災復興への継続的な支援のために、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とサントリーホールディングス㈱がマッチングファンドによる基金を2012年に設立。被災地はもとより日本全国を音楽の力で元気づけたいという願いから、公募による活動を助成する「音楽復興祈念賞」と、ウィーン・フィルメンバーが被災地を訪れて演奏する「こどもたちのためのコンサート」を開催しています。
http://suntory.jp/fund/

サントリー美術館とサントリーホール

サントリー美術館
1961年に東京・丸の内に開館し、基本理念「生活の中の美」のもと企画展の開催と並行してコレクション収集活動に取り組んできました。現在では、絵画・漆工・陶磁・ガラス・染織など、国宝1件・重要文化財15件を含む約3,000件を所蔵しています。1975年に赤坂見附へ、2007年には六本木・東京ミッドタウンに建築家・隈研吾氏設計による施設にて移転開館しました。新たにミュージアムメッセージ 「美を結ぶ。美をひらく。」を掲げ、企画展をはじめ、エデュケーション・プログラムなどの活動を展開しています。
http://suntory.jp/SMA/
サントリー美術館
サントリーホール
「世界一美しい響き」を基本コンセプトに掲げ、1986年に東京初の コンサート専用ホールとして開館。世界的指揮者のカラヤン氏から「音の宝石箱」と称された大ホールは、日本初の「ヴィンヤード(ぶどう畑)方式」を採用し、正面に位置する世界最大級のパイプオルガンが壮麗な響きを奏でます。多彩な音楽シーンへの対応が可能なブルーローズ (小ホール)とともに、国内外の一流アーティストによる演奏が繰り広げられ、年間60万人のお客様をお迎えしています。
http://suntory.jp/HALL/
サントリーホール

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