大堀相馬焼、本来の伝統産地・浪江町で継承・再生へ 近藤 学さん
浪江町大堀地区で300年以上の歴史をもつ国指定の伝統的工芸品である「大堀相馬焼」。私は窯元として、伝統産地での生産再開と新たな形での継承を目指しています。原発事故により地区全体が避難を余儀なくされ、令和5年3月に窯元限定で避難指示解除となったものの、窯元・職人らが生業として産地を再形成できる環境ではありません。しかしながら、大堀地区で生産を継承してこそ大堀相馬焼は生きていると考え、私は大堀地区に帰還する1人目として次世代にこの伝統を繋いでいきます。特に後継者育成に向けて、陶芸を志す若者のインターンシップ事業など、「今」を見つめつつも伝統技法やその精神を礎としてこの地で伝えていきたいと思っています。
地域と子育て世帯を妊娠中からつなぐ子育て専門店を作りたい!! 横尾 恵美さん
妊娠中から地域と繋がることを目標に子育て世帯のサポートを行っています。保育士、看護師、産後指導士など専門知識を持つ子育て経験者とともに活動しています。この活動は、私自身東日本大震災後の孤独な育児だったことに始まります。子育ては幸せなはずなのに、こんなはずじゃなかったと悩むママパパを少しでもなくしたいそんな気持ちで活動しています。今は、子育ては子育てするママパパに負担が大きいと感じています。不安を抱え体力も限界の中なんとかやっている状態です。今後の未来のために地域みんなで一緒に子育てしていきましょう!
家でも学校でもない「第三の居場所」を相馬に作るプロジェクト 菊地 将兵さん
『第三の居場所』プロジェクトは2つの柱を軸にしています。1つ目は、学校になじめない、もしくは社会に出て働いてみたがうまくいかない子を対象とした「住み込み型の自立支援ファームステイ」で、農家体験をしながら生活スキルや仕事スキル向上などを目指します。そして2つ目は、母子家庭などの子を主な対象とした子どもの居場所づくりです。毎日仕事で忙しい母親に代わって、こども同士が集まって一緒に体を動かして遊べる場所が相馬にも必要だと感じました。これまで農園とこども食堂をやってきたからこそ見えてきた課題は山積みです。「学校と家」以外の居場所があることで救われる子(親)がいます。応援よろしくお願いいたします!
「美味しい!楽しい!」ブルーベリーで弾ける笑顔を地域~世界へ! ベリーズパーク郡山 ブルーベリーコンシェルジュ:城 清里仲さん
日本初!「ブルーベリーミュージアム」をもっともっと楽しい空間に!地域の皆様と一緒にアスレチックやツリーハウス、加工所やお土産販売所を造りながら、子供たちと英語でも発信!お料理や健康教室の他に英語縁日やマルシェなど、楽しいイベントも盛り込んで、お母さんと子供たちを中心に、一緒に訪れた家族や恋人・友人の絆が深まる笑顔いっぱいの農園を目指します!ぜひ一緒に「美味しい!楽しい!」最高の笑顔に出会える場所を造っていきませんか?応援団、常時募集中です♪
~ワインで乾杯!町民と共に築く収穫祭~ 株式会社 ふたばラレス 代表取締役:遠藤 秀文さん
震災前の富岡町のような活気を取り戻すために始まったワイン事業は、2025年に完成するワイナリーを富岡町の新たな観光・交流拠点として確立し、町民と共に築く町のお祭り「収穫祭」を企画します。富岡町の課題解決に取り組む町内事業者として、「文化・芸術」「思い出」をメインテーマとした収穫祭を開催することで、町民や活動団体が活躍できる場を創造し、町全体で地域資源の活性化や関係・交流人口の拡大、地域コミュニティーの結びつきの強化を目指します。ワインと共に富岡町の「食」 と 「文化・芸術」 が織りなすことで形成される 富岡町のテロワージュを存分に堪能いただきたいです。
子どもたちに多様な学び場を、「山の中フリースクール」開校! 田人里山再生委員会 事務局:下條 真輝さん
田人町は里山の風景や暮らし方が今も残っている中山間地域です。私たちはその豊かな環境を活かし、子どもたちの挑戦する力や主体的に取り組む姿勢、自己肯定感を育むことを目的とした自然体験教室や宿泊キャンプを企画してきました。一方、子どもたちと関わる取組の中で、学校に行きたくない、行けなくなってしまったという子を持つ保護者の話を聞くようにもなりました。私たちは、自然遊びを通して自分の“できる”が増え自信をつけていく子どもたちがいることを知っています。「山の中フリースクール」を開校することで、子どもたちが“学びへの活力“を見出していく、そんな場を創っていきたいです。
福島の未来につながる子育てコミュニティ 特定非営利活動法人 ビーンズふくしま 理事長:中鉢 博之さん
東日本大震災によって避難した親子のケアから活動を始め、現在では避難に関わらず全ての親子の支援に取り組んでいます。スタッフは子育て経験のある保育士や子育て支援員。交流のひろばだけでなく、相談や情報提供、子育て中の母親が学んだり、リフレッシュできる機会を提供しています。子育て中の方が孤立せずに、子育ての営みを心から楽しめるようなケアやサポートをしています。親が、自己肯定感を持って、笑顔でいられることが、子どもの心身の育ちにとって大きなプラスとなります。子育てが楽しくなる、親子が笑顔でいられる福島になることを目指していきます。今、福島で子育てする方はもちろん里帰り出産や転勤で福島に来られた方も支えられる活動にしていきます。応援よろしくお願いします。
福島県大熊町の特産品キウイを復活させる。 株式会社 ReFruits 代表取締役:原口 拓也さん
福島第一原発が立地する福島県大熊町にて、震災までこの町の特産品として知られながら、震災により生産がストップしてしまったキウイの栽培を行っています。我々の畑には地域の方がふらっと寄ってくださることも多く、地域の方を巻き込みながらかつての特産品キウイ栽培に取り組んでいます。我々は震災前の大熊のフルーツがとても美味しかったこと、震災前には子どもたちが学校帰りに果樹園に寄ってフルーツをもらうことがよくあったこと、季節になると梨やキウイの花が町を彩っていたことなど、フルーツのあふれるかつての大熊の話を多くの町の方から伺ってきました。その町の姿を取り戻します。ぜひお気軽に大熊の畑に遊びに来てください。
高校生による福島発・復興発信プロジェクト 福島県立安積高等学校 学校長:鈴木 芳人さん
本校では東日本大震災以降、放射線についてや、福島県の課題や復興について学んできました。さらにその学びを基に、「国際放射線防護ワークショップ」などで国内外の高校生と各国のエネルギー問題や原子力災害について議論を交わし、交流してきました。今回、貴事業に採択していただいたので、これらの活動を継続していきます。また、現在、福島が抱える問題はエネルギー問題や人口減少など、世界共通の課題です。これらの諸問題を福島県の課題や復興について学んだ高校生の視点からまとめ、全国へ、世界へ発信していきたいです。高校生が社会問題についてどうとらえ、関わろうとしているか、皆様に知っていただけたらと思います。
シン・コミュニティへのチャレンジはコミュニティ食堂から 特定非営利活動法人 共創のまちサポート 事業統括担当:増子 裕昭さん
健康なからだ作りに大切な朝食を、高校生から86歳までの幅広い年齢層のスタッフと共に朝5時から作っています。毎週2回、火曜日と水曜日に食堂は開催し1回あたり70食程度提供しています。また、みんな笑顔で朝食を食べてもらうために、バランスの取れた朝食を時間をかけて美味しくボリューミーにどなたにでも提供します。こうして、食を通しての「シン・コミュニティ」を目指していきます。まだまだ需要の掘り起こしが必要であり、いわき市全体の食堂ネットワークを組織し、目標30食堂を目指して頑張っておりますので応援をよろしくお願いいたします。
こどもをまんなかに人を繋ぐお帰りなさいが聞こえる通りの実現へ 特定非営利活動法人 Lotus 代表理事:山口 巴さん
こどもたちを取り巻く環境と、子育て世帯がプラスのループへ転換出来る機会として、人通りを失った商店街の一角に親子の安心安全ゾーン「子育て応援ストリートエリア」を、地域を巻き込みながら創出します。「誰かの役に立ちたい」そんな個人の内に秘めた想いを実現する「夢と勇気のストリート」も併走し、こども・ひとり親・若者の自立支援と「子育て応援ストリートエリア」から自死の撲滅を目指します。ご支援が繋いでくれたご縁によって、大きな夢の実現に向けて始動ができること、心より感謝いたします。地域の子育て支援モデルとして通りの一角から地域全体に波及し、誰もが守られた「帰ってきたい」と思える地域社会づくりに取り組みます。
空き家再生「ゲストハウス」から始まるエリアリノベージョン事業 特定非営利活動法人 中之作プロジェクト 代表理事:坂本 政男さん
ゲストハウス整備を起点とした「空き家活用の仕組みづくり」と、高齢化が進む地域で住人の孤立を防ぐための「人が集まる開かれた場の創出」、これらの事業に地域住民が主体的にかかわり、地域文化を受け継ぎ過疎漁村の限界集落化を食い止める活動をしています。これを通じて、港湾施設や空き家など地域の未利用空間を子育て環境に変える取り組みは、関係者が多く困難だがやりがいがあり、これまでの価値観の向こう側にある豊かな暮らしを地元の方々と共有したいです。漁村に暮らす方々の幸せや助け合える関係性を大切にした地域づくりを13年続けてきたら、少しずつだけど居心地のいい場所になってきたので、もう少し仲間を増やしてじっくり楽しんでいきたいです。
ページの上へ
公益社団法人日本フィランソロピー協会 「サントリー東北サンさんプロジェクト シン・みらいチャレンジプログラム」事務局 TEL:03-5205-7580(月~金 10:00~17:00)
サントリー東北サンさんプロジェクトHPはこちら
浪江町大堀地区で300年以上の歴史をもつ国指定の伝統的工芸品である「大堀相馬焼」。私は窯元として、伝統産地での生産再開と新たな形での継承を目指しています。原発事故により地区全体が避難を余儀なくされ、令和5年3月に窯元限定で避難指示解除となったものの、窯元・職人らが生業として産地を再形成できる環境ではありません。しかしながら、大堀地区で生産を継承してこそ大堀相馬焼は生きていると考え、私は大堀地区に帰還する1人目として次世代にこの伝統を繋いでいきます。特に後継者育成に向けて、陶芸を志す若者のインターンシップ事業など、「今」を見つめつつも伝統技法やその精神を礎としてこの地で伝えていきたいと思っています。
妊娠中から地域と繋がることを目標に子育て世帯のサポートを行っています。保育士、看護師、産後指導士など専門知識を持つ子育て経験者とともに活動しています。この活動は、私自身東日本大震災後の孤独な育児だったことに始まります。子育ては幸せなはずなのに、こんなはずじゃなかったと悩むママパパを少しでもなくしたいそんな気持ちで活動しています。今は、子育ては子育てするママパパに負担が大きいと感じています。不安を抱え体力も限界の中なんとかやっている状態です。今後の未来のために地域みんなで一緒に子育てしていきましょう!
『第三の居場所』プロジェクトは2つの柱を軸にしています。
1つ目は、学校になじめない、もしくは社会に出て働いてみたがうまくいかない子を対象とした「住み込み型の自立支援ファームステイ」で、農家体験をしながら生活スキルや仕事スキル向上などを目指します。そして2つ目は、母子家庭などの子を主な対象とした子どもの居場所づくりです。毎日仕事で忙しい母親に代わって、こども同士が集まって一緒に体を動かして遊べる場所が相馬にも必要だと感じました。これまで農園とこども食堂をやってきたからこそ見えてきた課題は山積みです。「学校と家」以外の居場所があることで救われる子(親)がいます。応援よろしくお願いいたします!
日本初!「ブルーベリーミュージアム」をもっともっと楽しい空間に!
地域の皆様と一緒にアスレチックやツリーハウス、加工所やお土産販売所を造りながら、子供たちと英語でも発信!お料理や健康教室の他に英語縁日やマルシェなど、楽しいイベントも盛り込んで、お母さんと子供たちを中心に、一緒に訪れた家族や恋人・友人の絆が深まる笑顔いっぱいの農園を目指します!
ぜひ一緒に「美味しい!楽しい!」最高の笑顔に出会える場所を造っていきませんか?応援団、常時募集中です♪
震災前の富岡町のような活気を取り戻すために始まったワイン事業は、2025年に完成するワイナリーを富岡町の新たな観光・交流拠点として確立し、町民と共に築く町のお祭り「収穫祭」を企画します。
富岡町の課題解決に取り組む町内事業者として、「文化・芸術」「思い出」をメインテーマとした収穫祭を開催することで、町民や活動団体が活躍できる場を創造し、町全体で地域資源の活性化や関係・交流人口の拡大、地域コミュニティーの結びつきの強化を目指します。
ワインと共に富岡町の「食」 と 「文化・芸術」 が織りなすことで形成される 富岡町のテロワージュを存分に堪能いただきたいです。
田人町は里山の風景や暮らし方が今も残っている中山間地域です。私たちはその豊かな環境を活かし、子どもたちの挑戦する力や主体的に取り組む姿勢、自己肯定感を育むことを目的とした自然体験教室や宿泊キャンプを企画してきました。
一方、子どもたちと関わる取組の中で、学校に行きたくない、行けなくなってしまったという子を持つ保護者の話を聞くようにもなりました。私たちは、自然遊びを通して自分の“できる”が増え自信をつけていく子どもたちがいることを知っています。
「山の中フリースクール」を開校することで、子どもたちが“学びへの活力“を見出していく、そんな場を創っていきたいです。
東日本大震災によって避難した親子のケアから活動を始め、現在では避難に関わらず全ての親子の支援に取り組んでいます。スタッフは子育て経験のある保育士や子育て支援員。交流のひろばだけでなく、相談や情報提供、子育て中の母親が学んだり、リフレッシュできる機会を提供しています。
子育て中の方が孤立せずに、子育ての営みを心から楽しめるようなケアやサポートをしています。親が、自己肯定感を持って、笑顔でいられることが、子どもの心身の育ちにとって大きなプラスとなります。子育てが楽しくなる、親子が笑顔でいられる福島になることを目指していきます。
今、福島で子育てする方はもちろん里帰り出産や転勤で福島に来られた方も支えられる活動にしていきます。応援よろしくお願いします。
福島第一原発が立地する福島県大熊町にて、震災までこの町の特産品として知られながら、震災により生産がストップしてしまったキウイの栽培を行っています。我々の畑には地域の方がふらっと寄ってくださることも多く、地域の方を巻き込みながらかつての特産品キウイ栽培に取り組んでいます。我々は震災前の大熊のフルーツがとても美味しかったこと、震災前には子どもたちが学校帰りに果樹園に寄ってフルーツをもらうことがよくあったこと、季節になると梨やキウイの花が町を彩っていたことなど、フルーツのあふれるかつての大熊の話を多くの町の方から伺ってきました。その町の姿を取り戻します。ぜひお気軽に大熊の畑に遊びに来てください。
本校では東日本大震災以降、放射線についてや、福島県の課題や復興について学んできました。さらにその学びを基に、「国際放射線防護ワークショップ」などで国内外の高校生と各国のエネルギー問題や原子力災害について議論を交わし、交流してきました。今回、貴事業に採択していただいたので、これらの活動を継続していきます。また、現在、福島が抱える問題はエネルギー問題や人口減少など、世界共通の課題です。これらの諸問題を福島県の課題や復興について学んだ高校生の視点からまとめ、全国へ、世界へ発信していきたいです。高校生が社会問題についてどうとらえ、関わろうとしているか、皆様に知っていただけたらと思います。
健康なからだ作りに大切な朝食を、高校生から86歳までの幅広い年齢層のスタッフと共に朝5時から作っています。毎週2回、火曜日と水曜日に食堂は開催し1回あたり70食程度提供しています。また、みんな笑顔で朝食を食べてもらうために、バランスの取れた朝食を時間をかけて美味しくボリューミーにどなたにでも提供します。こうして、食を通しての「シン・コミュニティ」を目指していきます。まだまだ需要の掘り起こしが必要であり、いわき市全体の食堂ネットワークを組織し、目標30食堂を目指して頑張っておりますので応援をよろしくお願いいたします。
こどもたちを取り巻く環境と、子育て世帯がプラスのループへ転換出来る機会として、人通りを失った商店街の一角に親子の安心安全ゾーン「子育て応援ストリートエリア」を、地域を巻き込みながら創出します。「誰かの役に立ちたい」そんな個人の内に秘めた想いを実現する「夢と勇気のストリート」も併走し、こども・ひとり親・若者の自立支援と「子育て応援ストリートエリア」から自死の撲滅を目指します。
ご支援が繋いでくれたご縁によって、大きな夢の実現に向けて始動ができること、心より感謝いたします。地域の子育て支援モデルとして通りの一角から地域全体に波及し、誰もが守られた「帰ってきたい」と思える地域社会づくりに取り組みます。
ゲストハウス整備を起点とした「空き家活用の仕組みづくり」と、高齢化が進む地域で住人の孤立を防ぐための「人が集まる開かれた場の創出」、これらの事業に地域住民が主体的にかかわり、地域文化を受け継ぎ過疎漁村の限界集落化を食い止める活動をしています。
これを通じて、港湾施設や空き家など地域の未利用空間を子育て環境に変える取り組みは、関係者が多く困難だがやりがいがあり、これまでの価値観の向こう側にある豊かな暮らしを地元の方々と共有したいです。
漁村に暮らす方々の幸せや助け合える関係性を大切にした地域づくりを13年続けてきたら、少しずつだけど居心地のいい場所になってきたので、もう少し仲間を増やしてじっくり楽しんでいきたいです。
ページの上へ