世界に類をみない多彩なグレーン原酒のつくり分け
知多蒸溜所では、連続式蒸溜機によって、
クリーン、ミディアム、ヘビーの3タイプの
世界にも類をみないグレーン原酒のつくり分けを行っています。
ヘビータイプ原酒
穀物様の香り立ちが強く、味わい豊か
ミディアムタイプ原酒
マイルドな口当たりで、穀物由来の旨み
クリーンタイプ原酒
ピュアでクリーン、ほのかな甘さ
さらに、ホワイトオーク樽を中心に、
スパニッシュオーク樽やワイン樽など、
多彩な貯蔵樽を使用することによって、
樽熟成によるグレーン原酒のつくり分けも行っています。
ホワイトオーク樽原酒
バニラの様な甘い香味
スパニッシュオーク樽原酒
甘くてフルーティ、濃厚で複雑な味わい
ワイン樽原酒
苺のように甘い香りと、滑らかな口当たり
心地よさをもたらす時間とブレンダーの匠の技
グレーン原酒は、熟成樽の個性を映しやすいという利点があります。
時を重ねることでその風味は一層深まり、
やさしい樽香が活きた豊かな風味が現われます。
匠たちは、ひと樽ひと樽、熟成のピークを見極めながら
多彩な原酒を重ね合わせ、繊細な香味を描いていくのです。
軽やかでほのかに甘い香味を完成させるのは、
「響JAPANESE HARMONY」をはじめ、
数々のウイスキーをつくり上げてきた五代目チーフブレンダー福與伸二。
バランスのとれた味わいは、繊細な匠の技から生まれます。