2020/02/28/FRI
多彩な個性を愉しむ、
味わいを広げるアイデア
世界5大ウイスキーの個性を重ね合わせて誕生した『碧Ao』。その多彩な魅力を引き出すにはどうすればいいだろう?
世界のウイスキーを知り尽くした、この道17年のベテランバーテンダーに『碧Ao』の愉しみ方を聞いた。
日比谷BAR WHISKY-SⅢ 小浜彰人
碧Ao BLEND_SALON編集部
青嶋雄介
日比谷BAR WHISKY-SⅢ 小浜彰人
碧Ao BLEND_SALON編集部
青嶋雄介
味わいの世界は
広大にひろがる
飲み方やシーンによって様々な表情を見せる『碧Ao』。あなたのお気に入りのスタイルはもう見つかったでしょうか? 世界5大ウイスキーそれぞれの個性がふっと顔を覗かせる、そんな変化を感じられるところが『碧Ao』ならではの魅力と言えます。
今回は、『碧Ao』の多彩な魅力をいっそう引き出す「愉しみ方」を日比谷BAR WHISKY-SⅢの店長である小浜彰人さんに語ってもらいました。世界中から約90種類ものウイスキーを取り揃え、各国の伝統料理をウイスキーに合わせてアレンジするなど、まさにウイスキーの面白さを知り尽くしたプロである小浜さん。いったいどんな味わいとの出会いに私たちを導いてくれるのでしょうか。
バーテンダーが考える
『碧Ao』ならではの
愉しみ方とは
小浜:『碧Ao』は懐の深いウイスキー。濃さや温度、割り方などスタイルを変えることで様々な表情が見えてきます。これほどまでに顔つきを変えるウイスキーは他にないと思います。
変化が大きいということは、その分だけ愉しみ方にも幅があるということです。飲み方を変えるだけでも多彩な個性を味わうことができますし、カクテルにすればさらに味わいに広がりが生まれます。さまざまな愉しみ方が考えられるなかで、今回はフードペアリングによって生まれる「美味しい関係」をご紹介したいと思います。
飲み方を変えることよって引き立つ世界の原酒の個性をさらに愉しんでいただけるよう、飲み方ごとにマッチするフードペアリングを考えました。ぜひご自宅でもお試しください。
肉か魚か、飲み方に
合わせて
心地いい
マリアージュが愉しめる
小浜:ソーダで割ることによってスコッチ由来のスモーキーが際立つ『碧Ao』のハイボール。軽やかでほのかに香るスモーキーをより愉しむなら、さっぱりと塩で味付けした魚料理がマッチします。サワラのような身の引き締まった魚なら一層スモーキーを引き立ててくれます。たたきにすれば生臭さもなくなるので、香りを愉しむウイスキーにも相性抜群です。
濃さにこだわるとハイボールはさらに面白くなります。居酒屋のハイボールは1:4くらいが多いのですが、私のおすすめは1:3。少し濃いめにすることでしっかりとウイスキー本来の味わいを感じることができるんです。
小浜:『碧Ao』の奥深い味わいを感じられるロック。そこに合わせてほしいのが肉の旨みが凝縮したローストビーフです。甘さ、スモーキーさ、スパイシーさが複雑に重なり合ったロックらしい味わいを、赤身肉がどっしりと受け止めてくれます。サイドディッシュの西洋ワサビを一緒にいただくと、ロックのなかに潜んだスパイシーさがぐっと引き立ちます。
もし皆さんのお手元にワイングラスがあれば、ぜひロックをトルネードスタイルで愉しんでみてください。グラスに氷を入れてからゆっくりと碧Aoを注ぎ、手元でくるくるとグラスを回せば、豊かな香りがグラスのなかに広がります。氷が溶けるにつれて徐々に変化する表情もじっくりと味わえますよ。
さあ、あなたも
味わいの探検へ
小浜:ご紹介したのは『碧Ao』の愉しみ方ほんの一例です。味わいの広がりには無限の可能性があり、ちょっとしたアレンジから新たな「美味しい関係」を生まれることもあります。今回のレシピをヒントにして、ぜひ皆さんオリジナルの『碧Ao』の愉しみ方を探求していただけたらと思います。
味わう人の数だけ感じ方があるのが『碧Ao』の個性。あなたも『碧Ao』のグラスを片手に新しい味わいの世界へ繰り出してみてください。
日比谷BAR WHISKY-S III
「世界5大ウイスキー」を美味しく飲めるWHISKY専門店。各国のウイスキーの飲み比べができる「ウイスキーフライト」など、カジュアルなスタイルでウイスキーの愉しみ方を提案してくれる。
SHARE