本当に従業員が楽しく継続できるアプリだと直感。
「健康経営銘柄」に3年連続選定されている、ブラザー工業株式会社。2021年7月からサントリープラスの導入を開始いただきました。健康管理センター統括産業医の上原さんと、保健推進センターセンター長の中根さんに、健康経営推進のポイントやアプリ導入の経緯を伺いました。
取材日:2021年7月30日
上原 正道さん
ブラザー工業株式会社
健康管理センター 統括産業医
中根 弥枝さん
ブラザー健康保険組合
保健推進センター センター長
全社一丸となって健康経営を推進し、「健康経営銘柄」に3年連続選定。
― 3年連続選定、素晴らしいですね。健康経営について、具体的な取り組み内容を教えてください。
上原さん:
ブラザーはもともと健康文化があった企業でしたが、さらに今の時代にマッチした新しい健康文化を作っていきたいと考え、健康経営に取り組んでいくことにしました。最初に健康経営理念を掲げたのは2016年で、当社だけに留まらず、グループ会社や、労働組合や健康保険組合も一体となって取り組んでいます。グループを挙げて取り組んでいることが、大きな特徴と言えます。
健康経営推進では、いろいろな対策を組み合わせて実施しています。特に力を入れているのはメンタルヘルス対策や喫煙対策、アクティブエイジング対策です。メンタルヘルス対策ではワーキングエンゲージメントやプレゼンティーイズム(疾病就業)を取り入れ、より攻めの対策としてポジティブメンタルヘルスを打ち出しています。
喫煙対策については、2023年4月の社内全面禁煙に向けて禁煙サポートに力を入れています。高齢化社会に向けては、エイジマネジメントやアクティブエイジングという考え方で活動を進めています。これらは待ったなしの問題であるだけに、強い危機感を持って取り組んでいます。
中根さん:
当社は厚生労働省が健康スコアを導入する3年前から、当社独自の健康スコアを作成しています。それらを基にグループ各社に健康計画を独自に考えてもらい、PDCAを回していくというやり方です。
アクティブエイジングに向けた取り組みで面白いのは、Brother体操です。グループ従業員向けのオリジナル体操で、自宅や職場で気軽に体を動かしてもらおうという目的で作られています。
また、「ブラザー健康生活月間」という活動を長年続けています。食事・運動・睡眠・アルコールなどについて、2ヵ月間取り組んでいく運動です。参加率は年々上がっていて、従業員だけでなく、家族の参加も増えています。
本当に従業員が楽しく継続できるアプリだと直感。
― SUNTORY+の導入は、どのような経緯で決定したのでしょうか?
上原さん:
会社や産業保健スタッフが一生懸命やっているからといって健康経営が成り立つわけではなく、従業員が実践しなければいけません。従業員にどう落とし込んでいくのか、どうすれば楽しくやってもらえるのかなど、いろいろと思案を重ねていたところに、「SUNTORY
+」のご提案をいただきました。これは本当に従業員が楽しく継続できるアプリだと、直感しましたね。
― SUNTORY+を導入して、従業員の反応はどうですか?
中根さん:
このアプリには健康タスクが約60種類ほどあり、好きなものを選んで実行することができます。従業員からは、表示される健康づくりへのタスクが「どれもハードルが低いからやりやすい」という声がありました。
また当社の従業員は新しいものが好きなので、「ゲーム感覚で楽しくやれそう」という好意的な声も寄せられています。他には、アプリ内でできる抽選くじも喜ばれています。
自社の健康経営に関する活動のプラットフォームに。
― SUNTORY+を今後どのように活用していきますか?
上原さん:
このアプリ上には、自分達の活動を乗せていくことが出来るところが大変良いなと思いました。例えば健康タスクが自由に追加できるので、「Brother体操をやりましょう」などを入れることが出来ます。このように我々が行っている他の活動ともうまく連動できるので、当社の健康経営に関する活動のプラットフォームになっていくと思います。まだスタートしたばかりですが導入をどんどん加速していき、従業員の参加を促していきたいです。
サントリープラス開発チームより
ブラザー工業様のように、健康施策を実施するだけではなく「実際に従業員が楽しんでやってくれているか?」という所を大切にされるご担当者様も多いのではないでしょうか。従業員の皆様にも楽しく続けていただけるよう、アプリ内にポイントやクーポンなど様々なインセンティブ(ご褒美)をご準備しております。またアプリ以外にも、ご担当者様をサポートする導入促進ツール等もございます。アプリ以外のツールに関するご質問も、ぜひお気軽にお問合せください。