サントリー食品インターナショナル株式会社では、2014年より「トクホレポート」として消費者の特定保健用食品(以下、トクホ)の飲用動向調査を実施してきました。
2017年に実施した調査の結果をわかりやすくお届けします!
トクホ飲料が「健康習慣ブースター」として運動や食事などの生活習慣改善のきっかけになっていることを詳しくご紹介します。
今回の調査によると、働く人のうち、仕事をするうえで「効率よく進めること」「生産性を高めること」「短い時間で成果を出すこと」といった効率性を最も重視する人は約9割にのぼります(図1)。また、健康対策についても、「効率的に行いたい」と考える人は約7割存在します(図2)。
トクホ飲料の飲用率は、有職者、しかも「忙しい」と感じている人ほど高い傾向が見られます(図3)。 また飲用の理由としては「太ってきたと感じた」などの項目に加え、特に忙しい有職者において、「普段飲んでいる飲料で手軽に健康維持したい」「飲料で気軽に健康対策を始めたい」などで割合が高くなっていました(図4)。忙しい人ほど、日常生活の中で手軽に健康対策ができる方法としてトクホ飲料を取り入れていることがわかります。
一日の生産性に影響を与える時間帯については、「朝」と回答した人が半数以上(54.8%)でした(図5)。
仕事や運動など、「朝活」をしたいと考えている人は全体の約6割(58.5%)存在します(図6)。
有職者のうち、朝にトクホ飲料を購入する人は6割程度(58.6%)でした(図7)。
有職者と全体での比較を見ると、朝にトクホ飲料を飲む理由として「トクホ飲料飲用を習慣づけたい」「効率的に健康に気をつけられる」といった理由が、有職者においてポイントが高くなる傾向が見られました(図8)。
有職者のうち、朝にトクホ飲料を飲む人ほど、トクホ飲料を継続して飲用している人の割合が高いことがわかりました。有職者全体と比べて、3ヶ月以上の継続飲用では約15ポイントの差をつけて、朝にトクホ飲料を飲む人のほうが割合が高くなっています(図9)。
有職者で朝にトクホ飲料を飲む人ほど、トクホ飲料を飲む以外にも、何らかの健康行動を実施している傾向が高く、全体での割合(73.7%)より7.2pt高い80.9%となっています。さらに項目別にみると、栄養面に気をつけたり運動を実施するなど、ほぼすべての項目において、全体での割合とくらべて実施率が高くなっています(図10)。「朝トクホ」実践者は、トクホ飲料飲用を習慣化しているとともに、他の健康行動も実施しており、良い健康行動の習慣化に成功している人の割合が高いといえます(図11) 。
本年の調査からは、忙しい人が習慣化と効率化を意識する中で、「朝トクホ」という習慣が生まれていることが明らかになりました。トクホ飲料は商品によって、摂取タイミングが定められているものもあります。商品を確認した上で、トクホを上手に生活に取り入れていきたいですね。
トクホ飲料を飲むタイミングについては、各商品の「一日あたりの摂取目安量」をご確認ください。
良い健康習慣に朝トクホ!ぜひ試してみてください。
※飲料・食品・医薬品、広告・マスコミ・調査関連に従事する人を除く