公益財団法人ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉
「旭市復興支援コンサート」
- 実施日時
- 2013年7月21日(日)15:00開演
- 実施場所
- 千葉県東総文化会館大ホール
- プログラム
-
モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチポルカ 作品214 *
モーツァルト:モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 *
山本瓔子作詞/八木澤教司作曲:明日という日が *
岩井俊二作詞/菅野よう子作曲:花は咲く*
J.シュトラウスⅡ:
ワルツ「美しき青きドナウ」作品314*
ポルカ「観光列車」作品281
ワルツ「ウィーンの森の物語」作品325
シャンペン・ポルカ 作品211
皇帝円舞曲 作品437
ポルカ「雷鳴と電光」作品324(アンコール)シュトラウスI
ラデツキー行進曲
- 出演
-
大井剛史(指揮とお話)、あさひ少年少女合唱団*、
ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉
「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉」は、1985年に設立され千葉県唯一のプロオーケストラとして活躍しています。千葉県旭市は、東日本大震災で震度5強、津波は最大で7.6mを観測し、死者・行方不明者は15名、建物の倒壊も多数あり、約3,000人が避難所に身を寄せるという大きな被害を受けました。今でも仮設住宅に暮らす人々がいらっしゃいます。その方々を招待し、音楽で励まそうとニューフィル千葉が企画したコンサートが開催されました。
初めに指揮者の大井氏がお客様へウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金の説明をしてくださいました。続いて、本日の選曲は、そのウィーンにちなんだ曲で構成しましたとお話され、いよいよコンサートの開始です。曲間に解説を入れながらの演奏は、とても親しみやすく、招待客も含めた約500名のお客様は楽しそうに聴いていらっしゃいました。大きな拍手に応えたアンコールでは、お客様も拍手で演奏に加わって賑やかに幕を閉じました。
また開演前には、サントリー芸術財団専務理事の勝田哲司よりニューフィル千葉理事長の小川延英氏(写真向かって右)へ記念の賞状を手渡し、旭市の状況などについてもお話を伺いました。東北地方の復興についての報道は目にしますが、他の地域でも2年半が過ぎた今でも復興にはまだ時間が掛かることを改めて知りました。私どもの基金が少しでも役立つ事を願うばかりです。