献奏に続いて訪れたのは、県立宮古高等学校です。全校生徒約700名が待つ体育館に、ウィーン・フィルメンバーが大きな拍手に迎えられ登場しました。約30分間の演奏の後、吹奏楽部員39名が返礼としてJ.S.バッハのカンタータ147番「主よ、人の望みの喜びよ」を演奏してくれました。その後は、吹奏楽部員がウィーン・フィルのメンバーを再びステージへ誘導し、一緒に演奏をしました。佐藤校長先生の指揮で、ニューイヤーコンサートでおなじみのヨハン・シュトラウス1世のラデツキー行進曲を。聴く生徒達にも拍手の事前指導を行い、全員参加で盛り上がりました。最後に生徒代表から、花束と御礼の言葉「すばらしい演奏と貴重な経験をありがとうございました。（最後はドイツ語で）」が贈られました。音楽で心が繋がった楽しい時間は、あっという間に過ぎ名残惜しい中、次の目的地へ向いました。