こどもたちのためのコンサート(郡山)

  • 日時
    2014年9月21日(日)14:45~15:15
  • 場所
    郡山市民文化センター大ホール
  • 曲目

    モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364

  • 出演

    指揮:グスターボ・ドゥダメル

    演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

    独奏:ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)、ハインリヒ・コル(ヴィオラ)

9/21(日)に開催されたウィーン・フィル管弦楽団郡山公演の前に、郡山市の小・中・高校生のために、1曲が演奏されました。郡山市の学校には、管弦楽部・吹奏楽部・合唱部など多くの音楽部があり、音楽の好きな生徒達が多く、郡山市民文化センター大ホールの1階席が、約1,000名の生徒達で一杯になりました。早くから、各学校毎に順序良く入場し、お待ちかねの演奏がいよいよ始まります。まず、事務局長のディーター・フルーリー氏より挨拶がありました。「郡山の皆さんは音楽に造詣が深いと聞いています。2011年の震災は、本当に心が痛みました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とサントリーホールディングス株式会社で、音楽の力でみんなを元気にするために基金を立ち上げ、私もその1人として2012年に宮城県の閖上神社で献奏をしたことが強く印象に残っています。昨年は岩手県、そして今年は福島県でコンサートを行いますが、今までは小さい編成でした。今日は初めてのフルオーケストラでの演奏となります。皆さん、どうぞお楽しみください。」
演奏は30分と短いものでしたが、聴いた生徒達は、「感動で鳥肌が立ちました。」「自分は、吹奏楽をやっていて、あまりの音の違いに驚き、自分もヴァイオリンを弾いてみたくなりました。」「なんて美しい響きなんだろう。夢のような時間でした。」など、思い思いに語ってくれました。感想からも音楽への情熱が感じられました。