2024.02.26
就活生必見! 採用担当者が教える『新卒採用の裏側』

選考ではやっぱり学歴も重視されるの?──そんな、就活中に気になるけれど、ちょっと聞きづらい『新卒採用の裏側』について、採用担当の先輩たちに答えてもらいました!
こんな質問に回答しました!
- 学歴も重視されるの?
- 厳格な採用基準はあるの?
- 面接ではなにを見ている?
- なぜキャリアプランを聞くの?
- 転職を視野に入れたキャリアプランを考えています。正直に伝えても大丈夫?
- 面接官によって評価基準がズレることはないの?
- 評価に迷う学生は、どんな点で迷っている?
- 最終選考前に合否が決まっている場合はある?
- 合格者たちの間に優劣はある?
回答した先輩たちはこちら

Q. 学歴も重視されるの?
ふじはる:学校名で足切りはしていません!
エントリーシートはすべて目を通し、適性検査の結果も見たうえで判断しています。見た目や学歴といった目に見えるものではなく、考え方・価値観といった内面的なものを重視しています。
Q. 厳格な採用基準はあるの?
なこ:厳格な採用基準はなく、サントリーにフィット感があるかを重視しています!
「やってみなはれ」や「利益三分主義」などのサントリーの価値観に共感できるか、カルチャーに合うかなど、絶対に外せないポイントはありますが、それ以外は担当者同士ですり合わせながら進めています。
「ダイバーシティ経営」を推進していて、さまざまな価値観の方に来てもらいたいと思っています!
Q. 面接ではなにを見ている?
ふじはる:あなたの「個性」を見ています!
どんな想いで物事に取り組んできたのか、どんな価値観をもって判断してきたのか、という「個性」を見たいと思っています。
面接では、どうしても緊張してしまうと思いますが、あなたらしいカラーを大切にして、自分の想いを話してもらえると嬉しいです!
Q. なぜキャリアプランを聞くの?
なこ:サントリーへの熱量を見ています!
キャリアプランを聞くことで、「サントリーでどんなことがしたいのか」や「どのくらい興味をもっているのか」といった熱量を見ています。
また、自己分析をしたうえでキャリアプランを考えている学生は、採用後の配属先とのミスマッチも起こりづらくなると感じています。
Q. 転職を視野に入れたキャリアプランを考えています。正直に伝えても大丈夫?
ふじはる:もちろん「長く働いてほしい」という想いはありますが、“さまざまな考え・想いを尊重したい”と考えています。
もし正直に話してくれるのなら、「なぜそう考えているのか」を深掘りして、あなたの考えや想い、一貫性などを知ることができます。それがサントリーのカルチャーに合うのであれば、ぜひ来てほしいですね!
そのキャリアをサントリー各社の中で応援することもできますし、転職後にまた戻ってくる選択肢だってあります。
実際、最近サントリーではアルムナイ※ ネットワークの強化をしているんですよ。
※アルムナイ:企業のOBOGを指す言葉
Q. 面接官によって評価基準がズレることはないの?
なこ:評価の仕方に差が出ないよう、ガイドラインを決めて面接官トレーニングを行っています!
面接対応後も、面接担当者全員で話し合う場を設けていて、評価に迷った学生がいた場合には、みんなで議論して決めるようにしています。
Q. 評価に迷う学生は、どんな点で迷っている?
ふじはる:「面接の時間内で、聞きたいことがちゃんと確認できなかった」とか、「すごく準備してきてくれて、そつなく答えてくれたけれど、本音かどうかが分からなかった」などなど、理由はいろいろあります。
そのために複数回の選考を設けていて、例えば一次面接で確認できなければ、二次面接の担当者にしっかり見てもらいます。面接官は面接のなかで、皆さんの自然体を引き出せるようなコミュニケーションを意識しています!
他にも、二次面接の後には「メンター面談」といって、人事部の社員がメンターとして一人ひとりの学生につき、面接官からのフィードバックをもとに学生へアドバイスをする機会も設けているんですよ。
※部門により実施内容は異なります。
Q. 最終選考前に合否が決まっている場合はある?
なこ:ありません!
最終的な合否は、最終面接までのすべての評価を踏まえて検討します。事前に内定が決まっていて形式だけの面接をすることはありません。
選考中は、皆さんに内定の可能性があるということになります。
Q. 合格者たちの間に優劣はある?
なこ:選考中は、面接に来てくれた皆さん一人ひとりに評価はつけていますが、その評価を入社後もずっと引きずることはありません。
サントリーでは「長い時間をかけて人を育てていこう」という想いがあるので、採用時の評価よりも、その後の成長の方を大切にしています。
ふじはる:入社後の配属についても、採用時の評価で決まるわけではありません。内定してから入社するまでの間に配属面談を行い、本人の希望も聞きながら、配属先を決めていきます。
※内容・社員の所属は取材当時のものです。
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