社長あいさつ
私と植物との物語の始まりは幼少期にさかのぼります。緑の草茂る土手が秋になると茶色くなり、よく見ると多様な形の種がついているのを見つけ、それを集めるのが遊びの1つでした。その小さな種から植物が生まれてくる不思議に魅了され、大学で農業を学び、卒業後も植物に関わる仕事に就き、その間、人と植物の様々な物語を見てきました。それらは年齢、性別、国籍、関係なく、それぞれの人にそれぞれの植物との物語がある様に思います。
サントリーフラワーズでは新しい花・野菜を開発し、世界中のお客様に物語を提供してきました。‘サフィニア’ ‘サンパラソル’は今ではヨーロッパの街の至るところで咲き誇り、街の景色の一部になっています。‘プリンセチア’はクリスマスの色を鮮やかなピンクや白に変えました。本気野菜‘純あま’ミニトマトでは『おいしい』と言って食べてくださるお子様の笑顔と喜ばれるご両親の笑顔を見ました。そして、不可能の代名詞だった青いバラ、サントリーブルーローズアプローズを誕生させ、見たことがない1シーンを生み出しています。
これからも、サントリーフラワーズは『まだ見ぬ花・野菜』を生み出し続け、それら植物を通じて、世界中のお客様へ『まだ見ぬ物語』をつくるお手伝いをして参ります。どうぞご期待ください。
サントリーフラワーズ株式会社
代表取締役社長
四方 康範