28カフェからの花だより vol.4
花の香りのこと
こんにちは。神奈川県愛甲郡愛川町の「カフェひとあし」です。
この季節、街を歩いているとどこかで必ず出会う香りがあります。
秋の花、キンモクセイです。
他にもバラやカサブランカも香りが強く、香水などにも花をイメージしたものがあります。
こうして香りの強い花は、私たちの生活の中でも使われていますが、この強い香りが邪魔してしまうシーンも少なくありません。
飲食店では特に気を使います。
スープの香り、デザートのバニラ香、フルーツの香りなど、食欲をそそる匂いを邪魔してしまうような強い花の香りは避けています。
これから冬に向かってシクラメンを見かけるようになります。
懐かしい曲のタイトルが思い浮かぶように、シクラメンは香りのある花でしたが、香りよりも花の美しさを求める品種改良によって、香りが弱まった品種が多いのだそうです。
もちろん香りのある品種もいくつかあり、それはキンモクセイやバラ、カサブランカのような強い香りではなく、ほのかに上品な香りがします。
このカフェがオープンした時にお祝いでシクラメンをいただきましたが、入り口に飾られたその花からはやさしい香りがしていました。
サントリーフラワーズさんでは、青いシクラメンシリーズ「セレナーディア」のアロマブルーが爽やかな香りがするそうです。
この冬はひと鉢手に入れて、お客様に楽しんでいただこうかなと思っています。