製造
製造現場における取り組み
お客様に高品質で安全・安心な商品をお届けするため、サントリー品質方針のもと、品質保証活動を推進する体制を整え、製造工場において徹底した取り組みを行っています。
製造工程でのチェック・検査体制
工場では、生産計画に基づき、原料・資材の手配、人員の配置計画等が日々行われます。作業を自動化することにより、効率的な生産を行うとともに、各工程ごとに細かく定められたチェック表に従って、作業者による確実なチェックや記録、品質管理を実施し、検査を徹底しています。
QRコード
QRコード※を用いた、原料の適正な受け入れ(使用品目、数量、賞味期限、投入するタンクなど)を管理するしくみを導入し、作業ミスの防止を図っています。
- ORコードとは、小さなスペースに大容量のデータを記録でき、高速で読み取れるという特長があります。
- QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
[管理項目の例]
・製造計画No ・製造品目名 ・原料名
・原料投入順序
・原料容量 ・作業者名
・投入タンクNo
QRコードには上記の情報が入っています。
ワンポイントマニュアル
作業上、特に注意すべき点については、ワンポイントマニュアルを作成し、必ず目につくところに掲示して、遵守しています。
内容量検査
決められた量が入っていることを1本ずつ検査します。X線を使い缶内の液面の高さを容量換算し、不足している場合はラインから取り除きます。
重量・本数検査
箱詰めした後、重量検査機で1箱ずつ重量を測定し、決められた本数が入っていることを確認します。
重量が基準以下のものはラインから取り除きます。
官能検査
原料の受け入れから仕込み、ブレンド、充填などの各工程で官能検査を実施しています。さらに最終商品は商品群ごとの専門の官能検査員が検査を実施します。
理化学検査
色度や炭酸ガス圧など、商品の成分が規格内であることを分析しています。
微生物検査
最終商品は微生物検査を行い、クリアした商品のみを出荷しています。また製造工程において微生物の混入を防止し、各工程で微生物制御が適切に行われていることを検査しています。
外観検査
内容量の正確さ、ラベルや容器への印字の状態、外観に汚れ、傷などはないかなど、細かい項目にわたる検査を行い、すべてをクリアした商品のみを出荷しています。